少年忍者、『サマステ』応援サポーター抜擢 ダンス、演技、バラエティ……大人数の中で光る個性がグループを躍進させる?

 ジャニーズJr.のユニット 少年忍者が、『テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION 2023』の公式応援サポーターに就任した。かつて、『8時だJ』と共に青春を過ごした世代の視点から彼らを見ると、青春時代に引き戻されるような感覚が芽生える。本稿では、彼らの魅力を紐解いていきたい。

 少年忍者は2018年結成で、現在総勢21名のグループだ。個性的なメンバーが揃い、ドラマや舞台などで活躍中のメンバーも多い。ステージパフォーマンスで魅せるキラキラしたアイドルらしさと、YouTubeで見せる等身大の姿、どちらも魅力だ。

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 パフォーマンスにおいて、やはり大所帯ならではの圧倒的な迫力は必見だろう。ボーイズグループでこの人数による編成は他にはなかなかないだけに、新鮮さもある。歌とダンス、ラップにアクロバット、ローラースケートまで、それぞれの個性を活かしたステージで観客を楽しませる。大人数だからこそのフォーメーションも見事だ。

 歌唱、ダンス、アクロバット、バラエティ、MCなど、各分野において特技を持つメンバーが多く、それはパフォーマンスやYouTube企画の幅へと繋がっている。また、年上組がしっかりグループをまとめて引っ張っており、年下組もがむしゃらについていく。そして、ふとした瞬間に、年下組の表情やパフォーマンスに大きな成長が見えるのだ。一体感のある明るく華やかなパフォーマンスを見ていると、かつて『8時だJ』でのちの嵐や関ジャニ∞メンバーらがわちゃわちゃしていた頃を思い出し、「これぞジャニーズ!」という空気を感じる。さまざまなスキルを持ったメンバーがいるなか、大人数のなかで、いかに目立つことができるのかを考えるメンバーそれぞれの意志を強く感じられるところも魅力だろう。

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 1カメワンカットでグループ初のオリジナル曲「太陽の笑顔」のMVを撮影した際も、大所帯グループの強みを発揮していた。撮影場所は夜の廃校で、撮影時間は2時間のみ。ダンスが得意で、オリジナル曲の振り付けも多く手がける織山尚大を中心にメンバーの導線や配置を詰め、自撮りカメラをリレーしていく。誰かが失敗すれば撮影はやり直し。臨機応変さや団結力が窺えた。

 「太陽の笑顔」は、明るく前向きな、そしてどこか懐かしさを感じる、THE アイドルソング。作曲は、「勇気100%」や「A・RA・SHI」など数多くの楽曲を世に送り出してきた馬飼野康二が手がけている。「Merry Very Go Round」は爽やかで疾走感あふれる楽曲。ソロパートや前面に出るメンバーもくるくると入れ替わり、大人数を活かしたフォーメーションが楽しめる。

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