乃木坂46 齋藤飛鳥、卒業記念ショート動画から伝わる後輩に慕われる人柄　山下美月や梅澤美波らが収めた最後のアイドル姿

　乃木坂46 齋藤飛鳥の卒業コンサートが本日5月17日と18日に東京ドームで開催。乃木坂46の公式TwitterとYouTubeチャンネル『乃木坂配信中』では、卒業コンサートに向けて“卒業までに一緒にしたいこと”というテーマで後輩メンバーが齋藤のもとに突撃し、各々の時間を過ごすという企画を実施。コンサート開催前日の5月16日に最終更新が行われた。

　最終更新で登場したのは、岩本蓮加、梅澤美波、山下美月の3名。中でもドラマ・映画化された『映像研には手を出すな！』で齋藤と共演した梅澤と山下は、より親密な空気感が伝わってくるような動画となった。

　梅澤の動画では、彼女が齋藤にツインテールを要求。すると齋藤は「うん、嫌だ」と最初は拒否するものの、「一緒にやろうよ。だったらやる」と条件を付けて承諾。2人で仲良くツインテール姿を披露した。先輩後輩の関係だが『映像研には手を出すな！』以降は親友のように距離を縮めた結果、梅澤は齋藤が甘えられる数少ない後輩という印象もある。最後は梅澤が齋藤に“頭ぽんぽん”をして終わるという仲睦まじい姿も収められている。

　そして最後は山下美月が登場し、齋藤の好物であるフルーツ大福を2人で食べる様子をアップした。二人で並んで食べながら、山下が「結構一口大きいんですね」と投げかけ、「いったんだよ！　撮るかなと思って！」と強めにツッコむ齋藤。それに対して、山下は「すご～いテレビ慣れしてる」というやり取りを見せ、「幸せな時間ですね」としみじみ呟く。そこに流れている自然体の空気が、二人の信頼関係を象徴しているように感じた。少し生意気な後輩として絡みにいき、ツンとした対応でいなす齋藤。そんなやりとりを見れなくなるのは、ファンにとって寂しいことだろう。最後を飾るふさわしい尊い動画となった。

　5月15日更新分では、与田祐希が齋藤に「だるまさんが転んだの練習してください」と懇願。21stシングル曲「ジコチューで行こう！」には「だるまさんが転んだ」の振り付けがあり、センターの齋藤が鬼、タッチするのが与田の役目だった。齋藤が冗談混じりに「一生で最後の『だるまさんが転んだ』だね」と伝え、泣き顔になる与田。至近距離まで近づいた与田が頬向けて齋藤に無言のチューを要求するも、ぎゅっと頬を鷲掴みにされる。そして、最後は齋藤が与田の首を締めるように戯れ合う姿で映像が終了する。動画の中で齊藤が首絞めに対して「なんでこれが好きなの？」と尋ねると、与田は「いい感じです」とコメントするなど、独特な二人の関係性が滲み出る動画はファンからも好評だった。

　与田のように、いずれの動画にもグループでの思い出やそれぞれのメンバーとの間にある“お決まりごと”などが散りばめられていたのは、ファンにとって嬉しいポイントだろう。そのほか、賀喜遥香と「大好きだよゲーム」を行ったり、阪口珠美の似顔絵を描いたり、手ぶらできた久保史緒里に説教をするなど、後輩と様々な時間を過ごした齋藤。同企画の全ての動画には、1期生として尊敬されながらも、後輩から親しまれ、愛される彼女の姿が収められている。

YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』