“香取慎吾ファン”本田望結のゲストに稲垣吾郎・草彅剛が嫉妬? 『まつもtoなかい』振り返りトークも披露した5月の『ななにー』

5月の『ななにー』振り返り

 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA※以下『ななにー』)の#62が5月7日にオンエアされた。4年ぶりの「行動制限のない」ゴールデンウィークということで、『ななにー』ファミリーもスタジオを飛び出してオールロケを敢行。ゲストと共にドライブに、買い物に、食事に、お酒も……と、『ななにー』放送開始当初を彷彿とさせる“遊びまくり”な7.2時間となった。

香取ファンのゲストに、嫉妬しつつ盛り上げる稲垣&草彅

 そんなのびのびとした放送で際立ったのが、3人の長い付き合いがにじみ出るやり取りの妙だ。特に、そのバランスの良さを見せたのが、ゲストに本田望結を迎えて下北沢へやってきた場面。本田は、2015年に香取とドラマ『一千兆円の身代金』(フジテレビ系)で共演して以来、香取の大ファンとしても知られている。

 香取と本田が演じたのは誘拐犯とその被害者。作品の中でも2人の関係性が重要なキーとなっていたため、香取は撮影の合間に積極的にコミュニケーションを取って、本田が自然と役柄に近い感情を抱けるように配慮していたのだそう。

 また暑い中の撮影だったことから、香取がスタッフから冷たい飲み物を渡されたときに、「ママも暑いから」と本田の母にも渡していたことも印象に残っていた本田。そんな心くばりにも感動し、香取のことが大好きになったのだと話す。

 また、本田は当時10歳。子役として大活躍していた本田だが、初めて子役ではなくひとりの人として正面から向き合って話してくれたのが嬉しかった、とも。振り返ってみれば、香取は須賀健太、八木優希、神木隆之介、知念侑李、山本舞香など、様々な作品で共演した若き才能たちとの心温まるエピソードに事欠かない。彼らも長く芸能界で活躍していくにつれて、香取の立ち振る舞いがなかなかできるものではないことだと実感するのかもしれない。

 そんな香取の魅力が本田の口から語られるたびに「幸せだよね」と言いながらも、ちょっぴり照れくさそうな香取。その空気を察したように稲垣が「もう初恋だね!」と話を広げ、さらに「慎吾に直接聞きたいことはないの?」と、本田が香取とトークをしやすいようにアシストしていく。また、香取が「慎吾ちゃんの株爆上がり!」と話すと、今度は草彅が「慎吾ちゃんってそういう男なんだよね、望結ちゃん! いい男なんですよ」と合いの手を入れるのだった。

 さらに稲垣と草彅はじっくりと本田の話に耳を傾け、香取のことを好きな気持ちを受け止めたかと思えば、「(香取をスマホで撮影する時間が)僕らより長くない?」とスネて見せたり、卓球ではテレビであることを忘れたのかと思うほど本気モードで勝ちにいったり。最終的には「今度は僕(稲垣)と草彅くんのこういう企画考えといて」と笑いを誘ったのも微笑ましかった。

 ともすれば、香取と本田だけの時間になってしまいそうなところを、笑いを織り交ぜてちょうどよくまとめていくことは簡単そうでなかなかできることではない。それもロケ&生放送という環境で、こんなにも自然にやってしまうところに、改めて彼らのスーパーアイドル力を感じずにはいられなかった。

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