BE:FIRST RYUHEI、東京ゲゲゲイ MIKEYとのコラボ動画も話題に 類稀なる表現力で魅了するダンスパフォーマンス

 3月11日、12日に幕張メッセ国際展示場にて『D.U.N.K. Showcase』が行なわれ、多くのアーティストが熱いパフォーマンスを披露した。盛り上がりを作った数々のアーティストのうちの1組が、BE:FIRST・RYUHEIと東京ゲゲゲイ・MIKEY。サプライズ登場したMIKEYとRYUHEIがコラボしただけでなく、BE:FIRST公式TikTokアカウントでそのパフォーマンスの一部を公開し、大きな注目を集めている。そこで、本稿では改めてRYUHEIのパフォーマンスをピックアップしてみたい。

 RYUHEIといえばBE:FIRSTの最年少メンバー。身長183cmのスラリとした体型から織りなされる繊細かつ透明感ある歌声と、彼が持つ儚い雰囲気はBE:FIRSTの楽曲に清涼感を加えている。さらに、エネルギーが溢れている楽曲においては、その清涼感が妖艶さに変化。例えば1stアルバム『BE:1』のリード曲「Scream」では暗い照明や他メンバーの力強いボーカルなどと対照的に、RYUHEIの歌声と表情からはひと際艶美な印象を受ける。

BE:FIRST / Boom Boom Back -Dance Practice-

 その妖艶さは歌声と持っている雰囲気だけに留まらず、ダンスにも言えるだろう。もちろん類稀なる表現力とダンススキルを持っていることは前提なのだが、RYUHEIはしなやかなダンスが得意に見える。実際過去のインタビューでも、力強くクールなダンスを得意とするSHUNTOを「僕とは正反対のダンスをする」と話していたことがあった。RYUHEIのダンスは、長い手足を上手く使っている様、絶妙に脱力しながらダンスをしていることが伝わってくること、振りに余分なアクションが一切ないこと、フリーであろう部分に曲線的なジェスチャーや首やボディのアイソレーションを入れることが多いなど、しなやかさに繋がる要素は多々ある。「Bye-Good-Bye」や「Shining One」のようなテイストの楽曲ではもちろんなのだが、3月6日に公式YouTubeにアップされた「Boom Boom Back -Dance Practice-」のようなHIPHOPテイスト全開の楽曲とダンスからもそれは伝わってくる。

 今回アップされたMIKEYとのコラボ動画は、RYUHEIの良さが存分に発揮されていたと言えそうだ。楽曲や振り、動画の色味などがRYUHEIの美しさを引き出している。そこにいるだけで惹きつけられてしまう唯一無二の魅力を持つMIKEYが加わることで、2人の良さが全面に押し出されているのだ。

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