『WBC』で第二の影山優佳は生まれるか? 久保史緒里、武元唯衣、佐々木久美ら野球仕事に期待したい坂道メンバー

 野球の世界一を決める『ワールド・ベースボール・クラシック』(以下、『WBC』)が3月8日からスタートし、乃木坂46・櫻坂46・日向坂46に所属する坂道メンバーも『WBC』や野球に関するメディア露出が増えている印象だ。2022年は坂道グループの野球好きメンバーがプロ野球eスポーツリーグ『eBASEBALLプロスピAリーグ』2022シーズンのスペシャルサポーターに就任。乃木坂46 久保史緒里、櫻坂46 小池美波、日向坂46 佐々木久美などが特番に出演するなど、野球との関わりも増えてきている中で、昨年の『FIFAワールドカップ カタール 2022』で活躍した日向坂46 影山優佳のようなメンバーが現れるのかにも期待したいところ。

 乃木坂46は野球好きメンバーが多く、現在その中でも注目を集めているのが久保史緒里だ。57年の歴史を誇るニッポン放送のプロ野球中継番組『ニッポン放送ショウアップナイター』で、史上初となる公式応援マネージャーに就任することが決定。3月4日にWBC日本代表の壮行試合となるバンテリンドーム ナゴヤで行われた「侍ジャパン対中日ドラゴンズ」で始球式を行った。

 久保は、父親は野球、母親はソフトボールの経験者で元々野球好きの一家で育った。彼女が4歳の時に地元・宮城県に東北楽天ゴールデンイーグルスが創設された時から家族全員で応援し、球団の公式チアチーム「東北ゴールデンエンジェルス」のジュニアチアリーダーズに、小学校3年生から中学校3年生まで6年間所属していた。そこで現在のアイドル活動に繋がる、ダンスや歌の基礎を学んだという。そして「2021イーグルスガールイメージキャラクター」にも就任するなど、東北楽天ゴールデンイーグルスと一緒に成長してきた。生粋のイーグルスファンであり、直近ではNHK大河ドラマ『どうする家康』へ出演するなど認知を広げる今、野球分野における新たなアイコンとしての需要は高まりそうだ。

 千葉出身、千葉ロッテマリーンズファンなのが乃木坂46 柴田柚菜。小学2年生の時に友人に誘われて「マリーンズ・ダンスアカデミー」に参加。ZOZOマリンスタジアムでチアダンスを踊り、高校時代は通っていた学校の野球部の応援でチアを行っていたほか、マリンスタジアムで売り子のバイトも経験するなど、野球との結びつきは強い。

 そして埼玉西武ライオンズファンなのが乃木坂46 向井葉月。ライオンズファンになった理由は、その当時、彼女が西武鉄道を利用する機会が多く、乗車の際に『ライオンズ フェスティバルズ 2016』のエメラルドユニフォームを見て気になったのがきっかけだという。自身のInstagramでも西武戦を観戦している様子がうかがえたり、昨年9月10日と11日に放送された特番『FNSラフ&ミュージック2022~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)で、乃木坂46メンバーが「きつねダンス」を披露した際に、西武ライオンズ 岡田雅利選手のユニフォームを着て踊ったことが、西武ファンから注目を集めた。3月16日放送の『ナニモノ!』(文化放送)で初めて単独ラジオパーソナリティを務めることが決定し、西武ライオンズを語り尽くす予定となっている。

 乃木坂46のYouTubeチャンネル「乃木坂配信中」では、久保を中心に、向井、柴田、そして高校野球の名門・早稲田実業学校出身であり、プロ野球が大好きで『プロ野球スピリッツ』ガチ勢の黒見明香らと「乃木坂野球部」を結成。元プロ野球選手の里崎智也に野球を教わるなど活動を開始した。3月29日発売の32ndシングル『人は夢を二度見る』カップリングには、昨年「きつねダンス」でブレイクした金川紗耶を加え、野球好きメンバー5人によるユニット曲「Never say never」が収録されている。

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