松本潤、『どうする家康』共演者にも“殿”として慕われる理由 変わらない気配りや作品への情熱
直近で言えば、2022年放送の『となりのチカラ』(テレビ朝日系)の記者会見でも、松本がスタッフ全員の名前を覚えているプロ魂に驚いたというエピソードが聞こえてきたり、2021年公開の映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』でもスタッフの名前を覚えた上に、率先して話しかけていたことを、共演した杉咲花が明かしたり。松本にとってはごく当たり前のことかもしれないが、スタッフやキャスト陣への気配り、作品に注ぐ情熱に対する称賛の声は共演者から必ずといっていいほど聞こえてくる。
ファンに対しても同様。忙しい合間を縫って嵐のファンクラブ会員に向けた「松本潤 生配信」を度々実施。ファンと画面越しに乾杯をしたり、寄せられたコメントに返答したり。グラスを傾けながらフランクな姿勢で、ファンだけに特別な時間をもたらしてくれる。
2023年元旦、大河出演に絡めながら新聞各紙で大きく取り上げられた松本。今年40歳の誕生日を迎えるが、芸歴25年以上を数えるいま、すでに「不惑」の境地なのでは、という問いに「そんなことないですよ。やっぱり現場に行くと一からですし」と謙虚な言葉を返していた(※2)。
8月30日の誕生日、そして大河ドラマのクランクアップや最終回と大仕事を終えたとき……様々な節目で松本の言葉が聞けたらと思う。
※1:https://steranet.jp/articles/-/1528
※2:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202212280001433.html