Brave Girls契約終了、MOMOLAND解散……“バズ”を経て活動し続ける難しさ 中小事務所所属グループが成功する鍵は?
最後に、今後の中小事務所所属グループの展望についても話してくれた。
「(ルーキー、ブースター、活動中止の3チームに分かれ、デビュー済みのボーイズグループが競うサバイバル番組)『PEAK TIME』を観ていて思うのは、“活動中止”チームは、当時国内でしか活躍する道がなかったから活動が難しくなってしまったけど、今は国内ではあまり知られていなくても、実は海外ですごく人気なこともあるので、希望があるなと。中小の事務所は例えば所属グループやメンバーの人気が高い国に狙いを定めて活動していくなど、市場に対する着眼点が広がるから、昔よりは可能性は広がっているとも言えるかもしれません。一方で国内市場を大手事務所が牛耳ることによってカラーが偏るという懸念はありますが。ただ、海外ファンの熱って本当にすごくて。デビュー前のグループを知っていたり、サバイバル番組を熱狂的に応援していたり……そういう海外ファンがいることが当たり前になっていくのかもしれません。K-POPはもちろん韓国発祥のものですが、今や韓国だけの産業ではないですからね」
K-POP市場が世界的に広がったことにより、大手事務所所属グループ以外にも活躍の道が生まれつつあるのかもしれない。そして、一時的な人気にとどまらない活動に広げるヒントもそこにありそうだ。
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