香取慎吾、メタバース空間での公開収録を初体験 「ライブやりたくなりました」今後の活動へのひらめきも

香取慎吾、メタバースで公開収録初体験 

 香取慎吾と松岡茉優がMCを務める特番『伝説のアナザーネーム』(2月19日放送、読売テレビ・日本テレビ系 全国ネット)の公開収録が2月3日、メタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」上の「バーチャルあべのハルカス(今年3月下旬オープン予定)」 にて行われ、約2,500人のアバター視聴者が参加。絶え間なくコメントやリアクションが寄せられるなど盛り上がりを見せた。

 同番組は、後世に語り継がれるべき変革者たちの “アナザーネーム”に秘められたエピソードや、“アナザーネーム”を持つまでに至ったストーリーを、本格的な再現VTRを中心に紐解き、物事の本質を学んでいく知的エンターテインメント番組。インターネット環境があれば世界中のどこでも誰でも参加できるメタバース上での公開収録を終え、MCの香取がメディア取材に応じた。

 香取は「慎吾でーす」とにこやかに手を振って登場。香取のものまねで知られ、この日の収録の事前トークイベントに登場したタレント・JPについて触れつつ「本物の方の慎吾です」と、さっそく和やかなムードを作る。

香取慎吾・松岡茉優

 「番組のクオリティが高くてすごく楽しかったです」と香取。「(番組を)見たらすぐに人に言いたくなるような、頭に残るエピソードがいっぱい。自分のアナザーネームを考えたくなるような番組でした」と、まずは感想を述べた。

 メタバース空間での公開収録という自身初の体験について、収録前には「『どういう感じなのかな?』と不安というか、楽しみでもありつつ」と、まだ想像がつかないところがあったという。「ツイートにも書いたんです。メタバースでやってるから来てねー、でもメタバースってどうやって行くの? みたいなことを。でもいざ始まってみると、『あ、久々に番組の公開収録をやったな』っていう手応えがあって。だけど新しい、初めての感覚もありました。世界が変わっていく、その始まりに立ち会えた感じがしました」と、その感触は懐かしくも新鮮だったようだ。

 そうした新たな形での収録にも緊張感はなかったといい「(緊張が)なかったことにびっくりしてます」と香取。「収録前に、JPがイベントの紹介をやってくれているところから見ていたんですけど、そこから番組が始まって、終わったあとにアバターたちが解散していく後ろ姿も見て……なんかすごかったですね。メタバースというものをまざまざと見せつけられて、初めて『こういう世界で生きていくってあり得るな』という感じがした」と、緊張よりも好奇心が勝っていたよう。

 また「始まる前から、僕のファンの方のツイートを見てたんです。最初は不安そうな方もいっぱいいたんだけど、『あ、見れてる』とか『面白い』『楽しい』という声にどんどん変わっていった時に進化を感じたというか、面白かったですね」と、ファンの反響も新鮮だったようだ。

 収録の難しさについても「全然なかった。なかったなぁ」と振り返り、ただただ「スタジオに来てもらう、実際の公開収録を久々にやれた感覚」なのだという。「今後もやってみたいですね」と意欲を見せつつも、ふと気がついたように「公開収録って、普通は100人もいないくらいの規模でやっていたはずなんですよね」と香取。「それをやったくらいの達成感はあるんだけど、実際は2,000人以上が観てたって考えるとちょっと怖いですよね。体感と違いすぎて(笑)。どこかのホールで(収録を)やったくらいの人たちが一緒に観てたんだもんね」と、メタバースでの収録ならではの体感を不思議そうに明かした。

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