シーナ&ロケッツ 鮎川誠の死に悲しみの声広がる 近田春夫、大江慎也、頭脳警察 PANTAらSNSで追悼

 ロックバンド、シーナ&ロケッツの鮎川誠が、1月29日午前5時47分に膵臓がんのため死去。訃報を受け、SNS上で哀悼の声が次々と上がっている。

 鮎川の娘でファッションモデルの鮎川陽子は「父、鮎川誠がなくなりました。最後の1ヶ月間、娘3人で交代しながら家で一生懸命看病していました。ぜったい良くなるって信じていたのに、回復の願いが叶わず、悲しくてしかたがありません。お父さんは世界一かっこいいロッカーでした。応援してくださった皆様、ほんとうに感謝しています」と声を届けた。また、鮎川との思い出の写真も続々とアップしている。

 近田春夫は「鮎川誠さんが亡くなった。年末に体調を崩されたとは伺っていたけれど、そんなにお悪かったのか。訃報に接し言葉が見つからない。ただ、これだけは言える。あそこまで愚直にロックの精神を信じ貫いた男を、私は他に知らない。鮎川さん、どうか安らかにお休みください。」と追悼。

 ルースターズのボーカリストとして知られる大江慎也は「鮎川誠さん ご冥福をお祈り致します。2023年1月30日 大江慎也」とツイート。改めてアマチュア時代の時代から思い出を綴り「繰り返しますが、『日本の偉大なギタリスト、鮎川誠さんのご逝去に際し、多くのファンの皆様と悲しみを共に致しております』」と哀悼の文をしたため掲載した。

 ツーマンライブを予定していた頭脳警察のPANTAは「悔しくも残念な報告を受け、予定されていた2月6日は、ロックンロールを背負って生きてきた鮎川誠、その生きざまが破裂するような弔いライヴとして、騒々しくねぎらってあげたいと思う・・・マコちゃんお疲れさま」と綴った。

 

 元東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之は「力が抜ける ロックが足りないよ… 鮎川さん ありがとうございました。」と鮎川との対談動画のURLとともにツイート。

 キノコホテルのマリアンヌ東雲は「鮎川誠さんがシーナさんに会いに行ってしまわれた。2日続けてこのようなニュースを目にすると流石に気が塞ぐ。気付けばレジェンドと呼ばれる方々の多くが70代以上になっており、この年代が如何に多大なる影響力を持ち続けて来たかを改めて痛感しております・・・合掌。」とコメントした。

 ミュージシャンの美勇士は「また一人偉大な先輩の鮎川誠さんが旅立たれました…。みんなはロックな思い出がほとんどかと思いますが、おいらは一緒に時代劇をやれたというレアな思い出を載せておきます あっちでシーナさんやおやじと合流して、ロックフェスでもやって暴れちゃってください R.I.P」と時代劇でのスリーショット画像をアップした。

 他にもパール兄弟のサエキけんぞう、LOUDNESSの高崎晃、シンガーソングライター・辛島美登里、九州のアイドルグループ・LinQらアーティストだけでなく、音楽評論家、ライブハウスなどが、日本の偉大なギタリストを追悼した。

 鮎川誠は2015年に妻でありボーカルのシーナが亡くなった後もバンド活動を続行。昨年も治療を続けながら全国ツアーや音楽制作に励んでいた。

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