増本綺良、櫻坂46随一の“予測不能な面白さ” レギュラー出演中の『ラヴィット!』で真骨頂発揮なるか?

 朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)の1〜3月の水曜レギュラーに櫻坂46の増本綺良が就任した。奇想天外なキャラクターで人気の増本は「大不思議2」のキャッチコピーで親しまれるグループ随一の個性的なメンバー。それだけにファンからは「増本なら何かしてくれそう」といった期待感が高まっている。レギュラー就任について増本は自身のブログで「いつも朝から有り余るほど元気なので、皆さんにパワーをたくさん分けられるよう頑張ります」(※1)とコメントし、初出演となった1月4日には、最後に明るい笑顔を見せながら「本当に面白くて、ずっと笑いっぱなしでした」と答えていた。さらに11日の放送では、スタジオにいたお笑い芸人と連携してうまく場を盛り上げていた。今後も番組での活躍に注目だ。

 増本綺良は2002年生まれの兵庫県出身で、ちょうど本日1月12日に誕生日を迎えた現在21歳の二期生。中学での部活は吹奏楽部で、特技はルービックキューブ。『欅って、書けない?』(テレビ東京)に初登場した際には、ルービックキューブを瞬時に完成させてスタジオを驚かせたこともあった。アイドルとの出会いは乃木坂46。最初に好きになったメンバーは大園桃子で、憧れの存在に前進グループ・欅坂46で先輩の平手友梨奈の名も挙げている。

 増本は2018年に開催された「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に合格したものの、すぐには配属されず坂道研修生として活動を始めている。その頃同じく研修生として活動していた乃木坂46の林瑠奈や、日向坂46の山口陽世とは今でも仲が良く、グループの垣根を越えた繋がりを多く持っているのも特徴の一つ。先輩であっても関係なしに積極的にコミュニケーションを取りに行くタイプで、彼女を中心に起きる破天荒な楽屋エピソードは後を絶たない。2020年に正式にグループに加入して以降は主にバラエティの場でインパクトを残し続け、雑誌などで「櫻坂46の最終兵器」と表現されることもあった。

 そんな増本の最大の魅力は、想像の斜め上を行く異次元の言動である。例えば、自宅のシュレッダーに「増本きる」と名前をつけてペットのように飼っているという独特の話題を冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京/以下、『そこさく』)で披露したことがあった。たまにオレンジ色の紙を食べさせて「可愛がってあげてる」というのだ。これに対してMC ハライチ・澤部佑が「増本きる」は何を食べさせると喜ぶのかと聞くと、「ホチキスをあげるとガタガタガタって喜んでます」と想定外の返しをしてスタジオが笑いに包まれた。また、以前明かしていた「蚊に懲役をつけていた」という謎エピソードも印象深い。蚊が家に侵入したら懲役数時間、体に止まったら懲役3時間、血を吸ったら懲役1日……など、蚊の行動によって罰を与えて、時間が来たら外に逃がしていたという(虫好きのため潰しはしないようだ)。これにはスタジオが騒然となり、MC陣も困惑といった様子であった。

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