神はサイコロを振らない、カップスター新プロジェクトコラボソングに「夜間飛行」書き下ろし 学生監督によるMVも公開

神はサイコロを振らない、カップスターとコラボ

 神はサイコロを振らないが、『カップスター』による音楽と映像の新プロジェクト『NEXT GENERATION NEXT CREATION』とのコラボレーションとして、プロジェクトのリードコラボレーションソング「夜間飛行」を書き下ろした。

 本プロジェクトは、箭内道彦率いる東京藝術大学 美術学部デザイン科 第2研究室Design Alternative(箭内道彦教授)所属の4人の学生監督が、4バンドとコラボレーションし、4楽曲のMVを制作。音楽と映像を自らの手で創り上げる、若く瑞々しい才能たちの繋がりと刺激によるクリエイションプロジェクト。各楽曲の時間はカップスターにお湯を注いでから出来上がりまでの時間と同様にぴったり3分で制作されている。

 神はサイコロを振らないの楽曲が使用された映像の監督を務めるのは山城浩平(東京藝術大学美術学部デザイン科4年)。映像はサッポロ一番公式Youtubeチャンネルの他、特設キャンペーンサイトにて本日1月11日より公開されている。他3バンドのMVは2月15日に公開を予定している。

 本楽曲はボーカルの柳田周作が「深夜、作業部屋のベランダから街の風景を眺めていたら、自分と同じように仕事に打ち込んでいる人がいるんだと仲間意識が芽生えた」と言うように、静かに闘志を漲らせ、何かを生み出そうと夜通し励む人々を包み込み、エールを送るような楽曲。本編映像は、神はサイコロを振らないのメンバーが楽曲を制作しライブリハーサルを行う様子と、女優の川床明日香が悩みながらも、真摯に芝居に向き合うシーンが交錯する構成に。カップスターはそのシーンに寄り添うアイテムとして描かれている。合間には、柳田の幼少期に撮影されたホームビデオの映像や川床の幼少期の写真も織り交ぜられており、過去と現在が重なりあって、これまでの軌跡を感じられるエモーショナルな映像に仕上がっている。「夜間飛行」という楽曲が持つ静かな熱量と、夢を追う彼らを瑞々しく捉えた映像が溶け合っている。

神はサイコロを振らない コラボCM場面写真
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神はサイコロを振らない コラボCM場面写真
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神はサイコロを振らない インタビュー

カップスターとのコラボによって生まれたこの曲には、どんな思いが込められていますか?

柳田:最初の打ち合せで「名曲を書いてくれ」ってオーダーをいただいて、一番苦しいパスが来たんですが、その分、自分の中でハードルがめっちゃ上がりました。名曲といっても色々あるし、特に日本においては90年代から2000年代初期のJ-POPなんて、今でもカラオケに行くとどの世代でも歌える曲が多くて、僕はまずそこを狙っていきたいなという漠然とした目標をもって制作に入ったんですが、今回できた「夜間飛行」は意外と踊れるというか、王道のJ-POPとは違うところにいる曲になりました。どちらかというと、あえて洋楽を意識したというか、UKなどの踊れる音楽を参考にしつつ、自分が少年時代から培ってきた日本のポップスを歌で表現したいという想いを曲に落とし込めたと思います。

曲の誕生背景をお聞かせください。

柳田:僕は基本的に、歌詞は一番最後に書くパターンが多いんですけど、とにかく今回はメロディと一緒に歌詞を書いていきました。多分、ポップスにおいては、等身大な歌詞が共感を得るキーな気がしています。
自分が元々、地元の宮崎の田舎町から大学で福岡に出てこのメンバーに出会って、みんなで上京してきてっていう、死に物狂いで夢を掴みたいっていうのを常日頃思っているのですが、僕の作業部屋のベランダからは、遠くの渋谷スクランブルスクエアが見えて、近くの団地やアパート、マンションも意外と夜中でも明かりがついていて、その夜景を見ているうちに音楽じゃないにしても、この時間にも僕と同じように家族のため、自分自身のために、生きていくために、寝ぼけまなこをこすりながら仕事に打ち込んでいる人はたくさんいるんだろうなって仲間意識が芽生えて……そこからは時間がかからず、スラスラと詞が書けた気がします。

3分間という制限がある中で素晴らしい演奏を披露されていますが、それぞれ聞き所を教えてください。

桐木:ド頭のベースのスライドにけっこう命かけて弾いています。ベースの「ズーン」という入り、そこが一番好きで、けっこう練習したんです。一発目から心をつかむじゃないですけど、ベースでそういうことができたらなと。
黒川:実は今回、柳田さんとの激闘の末、ドラムが打ち込みに決まりました。ライブでは、原曲より派手にアレンジしようと思っているので、ライブも楽しみにしてほしいですね。
吉田:自分は間奏ですね。めっちゃかっこよくないっすか?っていう(笑)。間奏のギターディレイのフレーズは柳田が持ってきたんですが、めっちゃかっこいいなって思って。ちょっとモダンではあるんですが、サウンド的にちょっとストラトのおいしい部分と合わさって、めちゃくちゃいい間奏に仕上がったんじゃないかと思っています。
柳田:歌詞の中に「I wanna be a Rockstar」という一節があるのですが、僕らって全然まだ駆け出しだし、メジャーデビューして間もなくて、バンド自体は結成して 2023 年で 8 年になるんですけど、まだまだだなって。「こんなもんじゃあかんな」と、改めて戒めになるような曲でもあります。
「俺はロックスターなんだ」じゃなくて、「いつかロックスターになりたいな」という願いが込められているので、ライブでやるときは気持ちの入り方もとんでもないことになるんじゃないかなと思っています。
「ロックスター」の“スター”と「カップスター」を重ねるというキーワードは、最初の打ち合わせの頃からあって、1サビとかに持ってくるつもりだったんですが、一番最後の一番エモい盛り上がりのところに持ってくることで、よりフックになるかなと考えました。

箭内道彦 コメント

若い力に求めるものは、小さく纏まってしまう大人達の焼き直しなどでは決してなく、迸る創造の沸騰が放つ感情と閃光。
音楽と映像。唯一無二の才能が出会い、刺激し合い、助け合い、混ざり合って生まれた、4本のクリエイション。
この世界に、それぞれのリアルタイムが未来を照らす、永く短い、奇跡の3分間。
CupStarは、そのそばにいたいのです。

柳田周作(神はサイコロを振らない)コメント

かつてないほど愛情と熱量を注いだ「夜間飛行」という楽曲。今回は作詞・作曲だけでなく、編曲まで僕一人でやり切りました。
箭内道彦さん、カップスターチームからのオーダーとしては、CupStarにとってレガシー(遺産)になるような、ポジティヴでエネルギーに満ち溢れた楽曲。曲尺が 3 分ジャストであること。チャレンジャーであり続けるということ…。
これら全ての条件を最高の形で表現できたと自負しています。スターとは刹那的で、終わりがあるからこそ輝ける。
いつの日かロックスターになれることを夢見て書き上げました。

■WEB CM情報
タイトル :神はサイコロを振らない 「夜間飛行」
公開日 :2023年1月11日(水)から動画を公開
出演 :神はサイコロを振らない・川床明日香
特設サイト :https://cupstar.jp/48thmusic/
動画 URL :https://youtu.be/nqy9HwfwfrQ
公式 Twitter :@cupstar_jp https://twitter.com/cupstar_jp/
公式 Instagram :@cupstar_jp https://www.instagram.com/cupstar_jp/

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