ホロライブが切り開く、VTuberの音楽シーン進出 メジャデビューや大規模ライブも行われた2022年をプレイバック
今年はさらに、ユニットの活動も活発だった。NEGI☆UはEP『ねぎゆーのパないうた』を発売。湊あくあ、大空スバル、桃鈴ねねの性格の違いが絶妙に噛み合うNEGI☆Uとまろん(IOSYS)による遊び心のある詞がタッグを組むことによって強烈な楽曲を完成させた。ホロライブの中でも上位を争う歌唱力の天音かなた、常闇トワによるORIOも初となるEP『Over Time』をリリース。高音やロングトーンなどを活かした楽曲で配信ライブでもファンの感動を呼んだ。白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオの3人から成るいろはにほへっと あやふぶみは和風な新曲「恋情詩歌」をリリース。ただでさえキャラや歌声の個性の強いホロライブメンバーなだけに、ソロでは味わえない連帯感、歌声の重なりを詰め込んだ強度のある楽曲たちが、ユニットならではの魅力を示していた。
さらに、3月には『 hololive 3rd fes. Link Your Wish』、夏には『ホロライブサマー』など、事務所単位のイベントも複数開催。季節に合った演出や舞台セットで新曲を披露したほか、そのときしか見ることのできない組み合わせでパフォーマンスで楽しませた。そのほか、猫又おかゆやCalliopeが初の有観客ソロライブを開催、Midnight Grand Orchestraは初ライブをバーチャル空間にて開催したほか、さくらみこが『テレ東音楽祭2022冬』に出演、角巻わためがシンガポールでのイベントに出演するなど、様々な次元や場所でのライブ活動も盛んに行われた。新規ファン層をさらに拡大していくと同時に、古参ファンに自身の集大成を見せるようなメモリアルなライブも印象的な一年だったように思う。
そんな今年のホロライブの活動の締めくくりとして、12月28日にはABEMAにてホロライブ1stライブ『Bloom,』が無料放送されたが、12月31日23時よりカウントダウンライブ『hololive production COUNTDOWN LIVE 2022▷2023』が開催される。さらにDECO*27とのコラボプロジェクト「holo*27」からも目が離せない。
2022年は、音楽制作においてはジャンルを問わず多彩な才能が集結し、ライブとなれば数万人規模の公演やイベントも開催するホロライブプロダクション。VTuberやバーチャルアーティストははここ数年で盛り上がりを見せているものの、まだ発展途上と言えるだろう。メジャーアーティストを輩出し、豊かな楽曲とライブを発信するホロライブは2023年、音楽分野においてもVTuberのさらなる可能性を切り開いてくれるだろう。
■イベント情報
『hololive production COUNTDOWN LIVE 2022▷2023 -hololive side-』
2022年12月31日(土)23時頃 開始
告知PV:https://youtube.com/shorts/5AQJj2CFtsY
『hololive production COUNTDOWN LIVE 2022▷2023 -HOLOSTARS side-』
2022年12月31日(土)23時頃 開始
告知PV:https://youtube.com/shorts/_-FqbqGjVlk
■関連リンク
ホロライブプロダクション公式サイト:https://www.hololive.tv/
ホロライブプロダクション公式Twitter:https://twitter.com/hololivetv
ホロライブプロダクション音楽公式Twitter:https://twitter.com/hololive_music
ホロライブプロダクション イベント公式Twitter : https://twitter.com/hololive_event
ホロライブプロダクション公式ショップ:https://shop.hololivepro.com/