堂本光一が受け継ぐ“ジャニーズイズム” 「YOU出ちゃいなよ」の精神で後輩を育てるスタイル

 嵐の相葉雅紀が11月18日、ラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)にて、仲のいい先輩として改めてKinKi Kidsの名前を挙げた。なかでも、堂本光一について「飲んでるときに電話しちゃう」仲だとも。

 「きみちゃん(関ジャニ∞横山裕の本名“侯隆”にちなんだニックネーム)と飲んでるときに、“光一さんに電話しよっか”って言って、来てもらったりしたことがあって。だから、電話しやすいですよね。なんか距離を縮めてくれるというか」と、プライベートでのエピソードを紹介した。

 KinKi Kidsと相葉雅紀といえば、ジャニーズJr.時代には直接バックについていた、いわば師弟のような関係性。そんな当時の間柄を思い返すと「昔だったら考えられない」と続ける。では、なぜそこから「今飲んでるんで来てくださいよ」と言える仲になったのだろうか。「ちょっと大人になって一緒にやるようになって……」と切り出した相葉。嵐としてデビューし、アーティストとして様々な場面を経験してきたことで、KinKi Kidsとも同じステージを踏むようになっていったと話した。

 そして大きな転機となったのがKinKi Kidsのピンチをフォローしたことだった。「(堂本)剛くんがちょっと耳を不調したときに、歌番組で光一さんと松潤と僕の3人で出たことがあって……っていうので割と電話しやすいかな」。

 それは2017年のこと。音楽特番『THE MUSIC DAY 願いが叶う夏』(日本テレビ系)にて、堂本剛が突発性難聴のために出演が取り止めになった。その空席について、堂本光一が相葉と松本潤に直接相談したと言われている。彼らが1997年に共演したドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)の主題歌を歌う、一夜限りのスペシャルライブが実現した。

 3人での歌唱について知らされたのはその2日前のリハーサルのときだったそう。急な頼みにも関わらず期待に答えてくれた相葉と松本。イントロが流れる中ガッチリと握手を交わす3人の姿に、先輩と後輩という垣根を超えた、このステージを作り上げる同志のような姿が印象的だった。という印象を感じたのを覚えている。

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