小室哲哉、『インタビュー ここから』に出演 自らの音楽の原点と“ここから先の音楽”を語りつくす

小室哲哉、『インタビュー ここから』に出演

 小室哲哉が、各界の第一線で活躍する人物にアナウンサーのインタビューで迫る番組『インタビュー ここから』(NHK総合)11月23日放送回に出演する。

 去年10月、TM NETWORKの6年ぶり再始動とともに、自身の音楽活動を再開した小室哲哉。1984年にTM NETWORKのメンバーとしてデビューし、90年代からは多くのアーティストをプロデュース。今年『NHK紅白歌合戦』に出場する篠原涼子の「恋しさとせつなさと心強さと」など、ミリオンセラーを20曲も生み出した。

 常に最新のテクノロジーを駆使して音楽を制作してきた小室だが、今年3月には理化学研究所の客員主幹研究員に就任。AIを活用した音楽制作に取り組むなど、新たな挑戦に乗り出している。ヒット曲をどのように生み出し、また今の音楽シーンをどのように見ているのか、そして、これからどんな音楽を届けようとしているのか。そんな小室の原点と音楽の“ここから”に迫る。

 インタビューを行ったスタジオは音楽家から高い評価を得ているNHK CR509スタジオ。このスタジオに、小室が初めて購入したシンセサイザーで国産シンセサイザーの草分けの機種であるローランド『SH-1000』を特別に用意。冨田勲の音楽に出会い、シンセサイザーに魅了されていったという小室。鍵盤を押している間は音が出る『サステイン(=持続)』というシンセサイザーの特徴を、実演を交えて紹介する。そして、「いつか、音で大勢の人を魅了したかった」と自らの原点をふり返った。

小室哲哉
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 さらにインタビューは、200万枚を超えるヒットの楽曲制作の裏側へ。今年の『NHK紅白歌合戦』に出場する篠原涼子が歌った「恋しさと切なさと心強さと」は、プロデューサーとして本格的に歩み始めた第一歩となる作品。小室の頭の中では、作詞、作曲、編曲と3人の小室哲哉が議論をしている状態で、「哲哉くんと、小室さんと、てっちゃん」が頭の中で話し合っていたと言う。

 ひとりの人間の能力は、10年たつと古びてしまう。だからこそ、新しいテクノロジーや新しい文化、カルチャーを積極的に取り入れてきたと語る小室。現在の音楽シーンをどう見ているのかという質問に、「僕の時代の90年代でも、サビが頭とかっていう「つかみ」っていうことは言ってたんですけど、それでも、15秒聞いたら、同じ15秒でも、そのあとが聞きたいって思ってくれるものをつくってたんです。でも、今は15秒なら15秒で完結というか。何回も15秒を見る、リピートするっていうか。その違いはあるかなと思いますね」と回答。番組の後半、話題は小室の音楽の本質とは何か、というテーマに。さらには、「サステナブルな音楽」を作っていきたいという小室のここから先の音楽への思いに迫っていく。

小室哲哉 コメント

作詞・作曲・編曲、音楽プロデュ―サー、そして演奏家として、これまで僕が向き
合ってきた音楽の原点と未来をじっくりと語る機会を頂けたことに感謝します。
「ここから」始まった僕の音楽、「ここから」始まる僕の音楽を祝日の朝に感じて
頂けたらうれしいです。

廣瀬智美アナウンサー コメント

1981年に生まれて、小室さんの音楽を浴び続けて体に染み込んでいます。インタビューで迫った小室さんの原点。
小室さんの名曲の、なんと生演奏も!小室さんが生み出したメロディーの数々をすぐそばで聞く機会をいただき、あらためて小室さんが作った「時代」を生きてきたのだと実感しました。さらに!進化しようとする小室さんのいまは、私たちの人生にも大きなメッセージを投げかけてくれます。

■番組情報
『インタビュー ここから』
2022年11月23日(水)7:30~7:53〈23分〉【総合テレビ】
【制作】 小松宏司(NHK)、野田洋明(スクエア・ノット)
【制作デスク】日浅麻紗子
【制作統括】 塚原泰介、神原一光(NHK) 、水野敬(スクエア・ノット)

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