京本大我、バラエティ番組で発揮されるトークスキル SixTONESの活動にとどまらない多彩な才能に感じる“沼”深さ

 SixTONESは音楽だけでなく、舞台に映画、ドラマで俳優や声優として活動したり、バラエティ番組やラジオ番組でも笑いに溢れる活躍を見せたりとメンバー全員がマルチに活躍するグループだ。中でも、以前メンバーの京本大我がバラエティ番組で活躍する、髙地優吾、ジェシー、田中樹の3人を“バラエティ三銃士”と名付けていたこともあった。そんな名付け親である京本はミュージカル俳優としての印象が強いかもしれないが、今期は6年ぶりの連続ドラマ『束の間の一花』(日本テレビ系)で主演を務め、主題歌もSixTONESが歌う「ふたり」であることから、音楽番組に加えて京本が単独でバラエティ番組に出演する機会が随分と増えた。

 これまでも単独出演が全くなかったわけではなく、“CDをリリースする度に山に登る系アイドル”として『沸騰ワード10』(日本テレビ系)に3度出演し、入手困難な御朱印を求めて険しい登山をしながら御朱印集めに挑んだ。今期は主演ということもあり、共演の藤原さくらと共に『ZIP!』や『スッキリ』の生放送に出演したほか、単独でも“日テレジャック”というほどに様々な番組に出演している。

 『バゲット』(日本テレビ系)では大好きなトマト愛を発揮したのに加えて、寿司好きな一面ものぞかせた。2回目の出演を果たした『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、父である京本政樹にまつわる笑いに溢れるエピソードを、そして11月3日放送『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、ジャニーズファッション対決のコーナーでファッションセンスを披露した。11月13日放送『ニノさん』(日本テレビ系)では、二宮和也と菊池風磨(Sexy Zone)との共演を果たし、前週の予告映像からメガネのエピソードで笑いを誘うなど、放送を待ちわびていたファンも多かったのではないだろうか。

 『ニノさん』で仲介人を務める川島明(麒麟)から、単独出演は珍しいのでは? と聞かれると、京本は「SixTONESの中では一番こういう機会がないので緊張してます」と返答。二宮と菊池がいるので心強いと語ると、菊池が「腹から声出てるな!」と早速ツッコミが入る。すると京本は「戦場だと思ってるんで!」と、これまでの番組とはまた違う意気込みを見せた。さらにメガネ姿で登場した京本に対して菊池から「なんでメガネなの?」と指摘されると、「コンタクトを忘れてしまって……」と可愛らしいエピソードを披露。オープニングから笑いに溢れる出演となった。

 番組では「京本の相談したいこと」と題して、クールな印象で近寄りがたい印象を持たれる京本だが「結構イジられるのが好き」と明かし、お笑い系のノリも好きなのにボケじゃないと思われてしまったり、強めにツッコミを入れると周囲がヒヤヒヤとした雰囲気になってしまうのが悩みだと話し、どうやったらマイルドにできるかと相談した。二宮は「やっぱりさ、後ろに見えるのよ」と京本政樹の存在を感じると言えば、菊池も「敷居が高い感じはありますね」と率直な感想を述べた。二宮は「ツッコまれたりイジられたりしたら『お父さんに言うぞ!』って、一個ね、段落として」と京本ならではのギャグを提案。二宮は「一回自分でイジってくれるとこっちもいいんだってなる」とアドバイスを送った。京本は「クソ2世じゃないですか(笑)」と返しつつも、「お父さんに言うぞ!」を上手に取り入れて笑いを誘っていた。

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