Hey! Say! JUMP、八乙女光の居場所を守ったメンバー愛 ラジオからも伝わった15周年を迎えて深まる絆
思い返せば15年前、Hey! Say! JUMPはジャニーズJr.内の各ユニットから選抜されたメンバーが集まった形でスタートした。年齢もキャリアもバラバラ、しかも大人数。平均年齢15.2歳と若かったこともあり、お互いにどうフォローしていいのかわからず、ギクシャクしてしまったこともあった。そしてメンバーの脱退という苦しい局面も経験したことも。このままグループとしてどうなってしまうのだろうかと、メンバーもファンもハラハラとした日々も少なくなかった。だが、そのたびに彼らは踏ん張りを見せてくれたことを思い出す。むしろ、そんな危機が訪れるたびに「仲のいいHey!Say!JUMP」というブランドさえ築いていってくれた。それは決してやさしいことではなかっただろう。だからこそ薮が今回語った「みんなでいろんなことをサポートし合いながら、光をこれからも支えていけたらいいんじゃないかな」という言葉により一層重みを感じるのだ。
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今回の八乙女の活動休止を通じて、際立って見えたHey! Say! JUMPの絆の深さ。それは、わちゃわちゃとした掛け合いのみならず、お互いの役割を自然にカバーすることができる、エンターテイナーとしての器の大きさを感じたという意味でも、だ。13日には全員揃ってInstagramにてライブ配信を実施。おいしいものをたくさん用意して繰り広げられたインスタライブは、まるでホームパーティーのようだった。体調不良の時期に痩せてしまった八乙女を思い出し「いっぱい食べな」なんてみんなで勧める姿は、まさに家族といった雰囲気。グループとして長く活動していけば、この先も誰かが不調をきたしたり、気持ちがすれ違いそうになることもあったりするかもしれない。それでも彼らがこれまで苦い思いを経験してきた分、それを乗り越える術を身につけてきたと信じたい。そして、こんな温かなファミリーのような光景が、この先も10年、20年とずっと続くことを願うばかりだ。