SixTONES、6人だけのトークに表れる温かい人柄 ジャニーズJr.時代から続くドライブ企画の魅力

 テレビでもYouTubeチャンネルでも、アイドルグループのメンバー全員が同じ車に乗って、目的地を目指すドライブ企画はなんともいえない特別なものがある。ましてやメンバーが運転をするとあればその面白さはさらに倍増する。

SixTONES - Tokyo Drive Vol.1
SixTONES -Car Karaoke「車でカラオケ歌ってみた」

 SixTONESも、ジャニーズJr.時代から、デビューしてもなおメンバーの運転でドライブにでかけており、YouTubeチャンネルでの2019年10月19日公開「Tokyo Drive Vol.1」や、2020年2月28日公開「Car Karaoke『車でカラオケ歌ってみた』」では、車内が移動式のカラオケ状態に。時には2021年10月から3回に渡って配信された「スカイツリーから離れるが勝ち!?ドライブ対決」のように、二手に分かれてより遠くの地点から東京スカイツリーをカメラに収めるという対決要素を交えて都内を走行したり、どれも楽しい映像ばかりだ。

【SixTONES】ゆるっと…久々の6人だけで横浜ドライブ!!

 9月30日配信の動画では「ゆるっと…久々の6人だけで横浜ドライブ!!」と題して、森本慎太郎の運転で横浜・ラーメン博物館を目指した。オープニングでは台本を渡された髙地優吾が進行役を務め、冒頭からわちゃわちゃとしたお馴染みの6人の姿。直近のYouTubeではライブDVD&Blu-ray『Feel da CITY』の発売に合わせてライブパフォーマンス映像が公開されていたこともあり、なんだか久々の光景だ。

 運転をするかもしれないとサンダルではなく靴を履いてきた森本。「お前らの命背負うの恥ずかしいぜ」と言っていたが、慣れた様子で運転する姿は特別のカッコよさがある。一方でその車に安心しきった様子で身を預けるメンバーの姿も微笑ましい。ちょうど昨年10月の映像では座席の間がビニールのパーテーションで仕切られていたが、今回はパーテーションなしで自然な姿でのドライブとなっており、少しずつ前進しているのを実感する。

 会話の内容も、昨年のチーム髙地(髙地、京本大我、田中樹)が車内で王様ゲームを通して今後の夢を語り、田中は近い将来の夢として「東京ドームでライブやりたい!」と夢を明かした。その前年の「Car Karaoke」ではジャニーズJr.時代の楽曲の音源化を希望していた。今回はぐっとプライベートに寄り、「みんな夏っぽいことなんかした?」と最後部に座る田中がトークテーマを振り、夏の食べ物の思い出を回顧。続いて松村北斗が「将来さ、家、建てる?」と質問すると、戸建てかマンションか、それは子どもの人数にもよると、将来についてのトークが展開された。アイドルである彼らが将来的な結婚を匂わせる発言に一瞬、なんだかひやっとした人もいるかもしれないが、すかさず田中が「お前らと一緒にいるの、楽しすぎて無理だもん」「子ども好きだけど、遊びたくなっちゃうもん、お前らと」と言えばジェシーも「確かに」と同意。これまた想像を超える理由が明かされた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる