岩田剛典、JO1、Tempalay、超特急……10月12日リリースの新譜4作をレビュー
Tempalay『from JAPAN 3』
サイケデリック、チルポップ、オルタナR&B、ジャズ、ファンクなどの多彩な要素を感じさせつつ、直感的・肉体的なバランス感覚で融合させ、独創的としか言いようがないバンドの音楽に昇華し続けるTempalayの新作は、人気曲「革命前夜」をはじめとするインディーズ時代の楽曲をアップデートした“リボーンアルバム”。時代の変化に合わせるのではなく、小原綾斗(Vo/Gt)、藤本夏樹(Dr)、AAAMYYY(Syn/Cho)がそれぞれの感性と技術を研ぎ澄ませ、原曲以上に奔放にリビルドとした作品と言えるだろう。“黄泉の国のシティポップ”と呼びたくなる「続・sea side motel」、ノーウェイブ的なダンスチューン「続・新世代」など、知性と本能がせめぎ合うアレンジと演奏も最高だ。(森)
超特急『宇宙ドライブ』
バックボーカルのシューヤ(11号車)、メインダンサーのマサヒロ(12号車)、アロハ(13号車)、ハル(14号車)がオリジナルメンバーの5人と“連結”(加入)し、再出発した“メインダンサー&バックボーカルグループ”超特急から、新体制第1弾シングルが到着。表題曲「宇宙ドライブ」は、日韓プロデューサーチーム・MADLEMONが作曲を手がけたナンバー。ファンク、ドラムンベースなどを織り交ぜたハッチャけたサウンド、自由に飛び跳ねるメロディ&ラップ、「寿司食いながら宇宙一になるぞ!」というコミカルなリリックがぶつかり合い、理屈を超えたアッパー感を生み出している。クヨクヨと悩んでいるのがくだらなく感じるようなメンバーのパフォーマンスも超爽快。(森)
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