「やっと乃木坂46の一員として認めてもらえた」 4期生 田村真佑&柴田柚菜が振り返る、4年間の活動で実感した成長
5期生の加入で“先輩になった”と実感した瞬間
ーー1期生の先輩方も初期は同じことに悩んでいましたし、みんな通る道なんだと思いますよ。では、自分が乃木坂46の一員になれたと実感できた出来事で、印象的だったものを教えてください。
田村:それこそさっきお話した、新4期生の子たちと一緒にやった『4期生ライブ』でスタッフさんから「君たちはもう立派な乃木坂46の一員だよ」って言葉をかけてもらえたときに、やっと乃木坂の一員として認めてもらえたと思って。私は普段あまり人前では泣かないんですけど、そのときは自然と涙が溢れてきて、聖来と抱き合ってました(笑)。
ーーここ1〜2年の話なんですね。
田村:そう言われてみると、最近のことですね。それまでは先輩方とのお仕事も少なかったですし、「本当に乃木坂46のメンバーなのかな?」って思う瞬間もありましたし。乃木坂って歴史が長いじゃないですか。その中で自分がまだ何もできていないというもどかしさも相まって、自分も乃木坂の一員なんだという意識が完全に持てていなかったので、そういう直接的な言葉をいただいてやっと自分の中でも解消できたんです。
柴田:私は自己肯定感が低くて自信がないところがあるせいか、自分が乃木坂46の一員になれた自覚がいつまで経っても持てなくて。「乃木坂にいていいのかな?」とかグループにいる意味を考えてしまうことも多かったんですけど、やっぱり選抜に入って先輩方と一緒にお仕事をさせていただく機会が増えてからは、ちょっとずつ自覚できるようになってきたと思います。
ーー柴田さんも今年に入ってからなんですね。実際、選抜に入って以降のパフォーマンスを見ていると、目を引かれる瞬間が増えました。場所が人を育てるじゃないですけど、そういうところでの変化というのも少なからずあるのかなと。
柴田:うれしいです。確かに選抜に入れたことでの気持ちの変化はありますね。
ーー今年は5期生も加入し、4期生のポジション的にも末っ子から先輩へと変化したと思います。この半年で先輩になったなと感じる瞬間はありましたか?
柴田:後輩からエレベーターを譲られたときに、「自分も先輩になったんだ」と実感が湧きました(笑)。田村:わかる(笑)。自分もそういうことをしていたから、余計に感じるよね。
ーー先輩にしていたことを後輩からされるようになると、より実感するんでしょうね。
柴田:そうですね。あと、5期生がライブの演出の方からアドバイスされている姿を見ると、「4期生も同じだったな」と過去の自分たちを見ているような感覚になるんです。
田村:そうだね。私もつい最近まで自分が先輩だという実感がなかったんですけど、ついこの間、私がパーソナリティをやらせていただいている『レコメン!』(文化放送)に一ノ瀬美空ちゃんが来てくれたとき、めちゃめちゃ緊張していて。ずっと小さい声で「どうしよう、どうしよう、緊張する……」と言っていて。喋るときもマイクを両手で握って話したりと、本当に緊張していたんですよ。
柴田:えーっ、可愛い(笑)。
田村:その姿を見て、私が「全然緊張しなくても大丈夫だよ!」という言葉をかけているときに、「ああ、私も先輩側の立場になったんだ」と気づいて。すごく不思議な気持ちになりました。
ーーそれでは、5期生加入後に「この子はすごく成長したな」「変わったな」と感じる4期生メンバーはいますか?
田村:黒見明香ちゃんが5期生に集合をかけているところをよく見ます(笑)。
柴田:確かに(笑)。
田村:くろみんって4期生の中ではいじられキャラというか、みんなを笑わせてくれるような面白い子なんですけど、そのくろみんが5期生を集めて喋っている姿を見て「ああ、ちゃんと先輩してるんだ。大人になったんだな」って感じます。
柴田:そうだね。4期生はこの短期間でみんな変わったと思う。(清宮)レイちゃんは出会った当時はまだまだ子供だったと思うんですけど、いつの間にかお姉さんになっていて。年齢的には私と5カ月ぐらいしか変わらないんですけど、成長していると感じる瞬間がたくさんありますね。
ーー自分自身が成長したと感じた瞬間はどうでしょう?
柴田:以前は喜怒哀楽がすぐ顔に出てしまっていたんですけど、最近は少し落ち着いたような気がしています。特に、去年の春に高校を卒業して以降はだいぶ変わったなと自分でも思っていて。高校生の頃は学業優先だったのでソロでできるお仕事も限られていて、深く考えることをしてこなかったんですけど、高校を卒業してからはしっかり一つひとつの物事に対しても考えられるようになりました。
ーー高校卒業のタイミングに雑誌のインタビューでお話を聞いたことがありますが、確かにその頃と比べてだいぶ精神的に変わりましたよね。
柴田:はい、変わりました(笑)。あと半年で20歳になりますし、だいぶ大人になれたんじゃないかと思います。
田村:私は自分自身で気づくというより、マネージャーさんからライブのゲネ終わりに「ダンスが上手になったね」と褒めてもらえたことで実感できました。自分でも「このダンスは素敵だな」「この緩急の付け方とか腕の上げ方とかを真似したいな」と先輩方のダンスをたくさん観てきたので、それが少しずつできるようになってきたのかなと思うと成長できたのではないかと思います。
ーーでは、先輩からかけられた忘れられない言葉はありますか?
柴田:(齋藤)飛鳥さんや(山下)美月さんから「期待してるよ」って言葉をかけていただいたのが、すごく記憶に残っています。ファンとして乃木坂を見ていた時期もあったので、大好きな憧れの先輩からそんな言葉をいただけるだけで、頑張ることが苦じゃなくなるんですよ。なので、私の中ではその言葉は大きな原動力になっています。
田村:私は本当につい最近のことなんですけど、今回の全国ツアーで体調を崩して福岡公演をお休みさせていただいたんですけど、そのあとのリハーサルでメンバーと会ったとき、キャプテンの秋元真夏さんに「この間の公演、真佑がいなくてすごく寂しかったよ」って言葉をいただいて。いなくて寂しいと感じてもらえる存在になれたんだなと思えた瞬間でもあったので、うれしかったですね。
ーーまもなく乃木坂46に加入して5年目となりますが、今後新たに挑戦してみたいことは何かありますか?
田村:挑戦したことがないお仕事はまだたくさんありますし、やったことはあるけど全然経験値のないお仕事もあるので、これから自分がやりたいことを見つける上でもいろんなことに挑戦したいなと思っていて。それこそドラマでの演技もそうですし、洋服もメイクもすごく好きなのでファッション誌でのお仕事もやってみたいですね。あと、私はアニメが好きなので、アニメに関わるお仕事、それこそ声優さんにもいずれは挑戦してみたいなと思っています。今年は朗読劇にも出させていただいたりと、ちょっとずつ声に関連するお仕事もやらせてもらっているので、もっといろんな力をつけていきたいです。
柴田:私は……これは乃木坂に入ったときからの夢なんですけど、野球が好きなので始球式をいつかしてみたいです。
ーーできるなら、地元・千葉のZOZOマリンスタジアムで?
柴田:はい! マリンでできたら幸せですね。あとは、高校を卒業してからグラビアのお仕事をたくさんやらせていただくようになったので、もっとたくさんグラビアのお仕事もしたいなと思いますし。まだ自分に自信がないので何をやりたいとか、あまり積極的には言えないんですけど……。
ーーでも、言霊ってありますから。言っておくことが大切だと思いますよ。
柴田:そうですよね。お芝居もやってみたいですし、ファッション誌にもいつか出てみたいですし、そういう一つひとつの目標がいつか実現できたらいいなと思います!
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