Snow Man、ペンライトの点灯色が話題に キャラクターとも合致したメンバーカラーに感じるグループらしさ

 10月1日からスタートするSnow Manの全国アリーナツアー『Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.』のグッズが公開され、そのうちの1つ、オリジナルペンライトの点灯色が話題となった。点灯色は全部で10パターン。ひーくんイエロー、ふっかパープル、ラウホワイト、しょっぴーブルー、こーじオレンジ、あべちゃんグリーン、めめブラック、舘様レッド、さっくんピンク、Snowオーロラと、メンバーカラーにメンバーの愛称が組み合わさった名称となっていたのだ。『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系/Paravi、以下『それスノ』)でも個人個人で自分の担当カラーのつなぎを着るなど、メンバーカラーを大切にしている印象のSnow Manらしさが感じられる。

 そもそも、メンバーカラーはメンバーを見分けるために用いられることが少なくない。Snow Manのように大人数のグループにおいては、より重要になってくると言えるだろう。一方で、メンバーカラーに意味やイメージを持たせているケースも多い。戦隊モノのの影響なのか、一般的に赤はグループのセンター、黄色は元気なメンバー、青は職人気質……などのイメージがあるが、Snow Manの場合は一概に当てはまるとは言えない。というのも、彼らのメンバーカラーは個人の好きな色で決定しているからだ。『それスノ』#27で、メンバーカラーについて話していた佐久間大介は、「(センターは)色で決めなくていいんじゃないかなって。どの色がどこにいてもいいんじゃない」とも語っている。セオリーにとらわれないところもSnow Manらしさだろう。

 はじめこそ「好きな色」で決まったが、今では彼らのメンバーカラーは各メンバーにぴったり当てはまっているのではないだろうか。例えば紫の深澤辰哉。尊敬する先輩であるA.B.C-Z・河合郁人と同じ色を選んだ彼は、まとめ役かつイジられ役でもある。だが、MVやパフォーマンス中のふとした瞬間に出てくる色気は紫という色が持つイメージにぴったりだ。赤の宮舘涼太も然り。彼はグループの前面に出るセンターというイメージではなく、どっしり構えてメンバーを支えるポジションだ。だがバラがよく似合う高貴さを兼ね備えている宮舘には赤がマッチしている。さらに心に秘めている熱さも相まって、“情熱の赤”以外には考えられないほどだ。そして、『それスノ』でメンバーカラーについて語っていた佐久間はピンク。メンバーカラー決定時、佐久間は特にピンクが好きではなかったという。だが、「変わりたい」という気持ちからあえてピンクをチョイス。結果、マインドが変わったとも話していた。実際今や切り込み隊長と言われるほどのムードメーカーになっており、かわいらしさとMVやパフォーマンス時に見せるかっこよさを兼ね備えるまさにピンクが似合うメンバーと言えるのではないだろうか。

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