Organic Call、ステージ上で示したストイックな姿勢と音楽への情熱 キャリア初ワンマンを観て
後半のMCでは、入場時に無料配布されたポストカードの話題へ。前日の夜に平田が手書きしたというカードには、一枚一枚異なる歌詞のワンフレーズが書かれている。自分は字が汚いから綺麗な字を書ける人に憧れると話した平田に、カワカミが「あなたでも憧れるもんあるんやな」と言うと、平田が「やっぱ憧れないわ」とポツリ。彼らのキャラクター性がよくわかるやりとりにフロアは笑いに包まれた。また、前日に発表されたきっつー(Dr)の脱退についても触れ、「すごく心配させちゃったかもしれないけど、俺たちちゃんとここにいるんで、任せてください」と真っすぐな視線で語りかけた。
さらに、「今日ここに立って歌ってみて、少し涙ぐみそうになった」と心境を語る平田。「音楽好きですか? ロックバンド好きですか?」とフロアに問いかけると、観客たちからは割れんばかりの拍手が返ってくる。「あんたがいなかったら音楽辞めてたかもしれないんですよ。死んでたかもしれないんですよ。でも、あんたがいてくれるから、ここに俺たちは立てる! 最後までロックバンドとしてこの場所で歌い続けます!」。そう平田が必死に叫ぶと、観客たちは腕を高く上げてその言葉をしっかりと受け止めていた。
ステージとフロアが同じ熱量を持ち、最高に高まった状態の空間で歌ったのは、代表曲「朝焼けに染まった街へ」。感情を曝け出し、まるで命を削りながら歌っているような平田の姿は、観客たちの心を激しく揺さぶる。さらに、「海が見える街」を畳みかけるように披露し、ラストスパートを掛けていく。「Good-bye」を優しく歌い上げた後は、この日一番ハードな楽曲「愛おしき日々たちへ」でラストへ。サポートのメンバーも含め、ステージ上の全員が髪を振り乱しながら全身全霊でパフォーマンスし、全てを出し切る。最後に平田は「愛してくれてありがとう! 信じてくれてありがとう!」と叫び、ステージを後にした。
“強い信念を持ち、明日への微かな希望を唄う”という彼らのキャッチフレーズに直結するストイックな姿勢と音楽への情熱を見せつけたOrganic Callの初ワンマン。この記念すべきライブを目撃できたことが誇らしいと思えるほど、素晴らしい時間であった。
<ライブ情報>
■2022.11.19(土)下北沢4会場サーキット
Organic Call pre. 『東京日輪音楽祭』
▼下北沢ライブハウス4会場
Shangri-La / MOSAiC / ReG / SHELTER
op/st 11:00/12:00
adv/door ¥4500/¥5000
第一弾解禁:
Organic Call
アメノイロ。
アルステイク
クジラ夜の街
35.7
シンガーズハイ
Bye-Bye-Handの方程式
プッシュプルポット
ペルシカリア
ルサンチマン
…and more
チケット1次先行▼
8月14日(日)21:00~9月11日(日)23:59
https://eplus.jp/tokyo-nichirinn/
<リリース情報>
■2022年5月4日(水) 発売
2nd EP「セピアに褪せる」
[品番] OGCA-0005
\1,500+税
▼ご購入はこちら
https://tower.jp/artist/discography/2610277?sort=RANK&kid=ssg01
▼音楽配信サイト
https://OrganicCall.lnk.to/SepiaNiAseru_ST
▼収録内容
<CD>
1.ブルーアワー
2.Hello My Friend
3.未来は君の手の中
4.なにもいらない
5.Good-bye
■公式リンク各種
各種音楽配信サイト:http://OrganicCall.lnk.to/music
OFFICIAL HP:https://organiccall.com/
Twitter:https://twitter.com/OrganicCall
Instagram: https://www.instagram.com/organiccall1218/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UC0qe1kp3Vq88O2619bOAlEg
TikTok: https://www.tiktok.com/@organiccall_official