超特急、新メンバー4人もお披露目した“8号車の日”レポ  怒涛のセットリストを駆け抜けた一夜

超特急、新メンバーお披露目した“8号車の日”

 「皆さん、ペンライト点けて!」とカイが合図をして始まったのは、「超えてアバンチュール」。客席を煽ったり、ヘドバンをしたり、カメラ目線でアピールをしたり、全力の変顔をしたり。一気に超特急ワールドを繰り広げ、ラストスパートへ入っていく。「8号車の皆さん! まだまだ一緒に頂点目指していくぞ!」とユーキがシャウトすると、「BREAK OFF」へ。勢いをそのままに「バッタマン」で「8号車ー!」と雄叫びを重ねると、コミカルな「Don’t Stop 恋」でラストスパートを駆け抜けた。

 怒涛のパフォーマンスを振り返り、総合演出に携わっていたユーキからは「もう最高潮でしょう。千秋楽というのもあり、今日イチが出てると思います!」という言葉が。リョウガは10年間を振り返り、まずはハッシュタグ「#超特急へ8号車から愛を込めて」がTwitterのトレンド入りを果たしたことに対する感謝を表す。そして「10年間の感謝と、これからの10年間への感謝を込めて」と披露したのは、10周年記念日に配信リリースされた「クレッシェンド」。モニターには歌詞が映し出され、8号車へしっかり“ありがとう”を伝えようとしている彼らの気持ちが伝わってきた。最後は「最高の追加公演ありがとうございました!」と笑顔でステージを後にした。

 鳴り止まない拍手でのアンコールに呼ばれ、再び登場したメンバーたち。「最後まで、みんなで楽しい時間にしていきましょう!」と始まったのは、「Burn!」。ハンディカメラを手に、所狭しと暴れ回るメンバーにつられるかのように客席も熱狂していく。「僕たちは、超特急です!」という掛け声とともに、最後は「走れ!!!!超特急」へ。未来へ胸を高鳴らせるような、希望溢れる表情を見せていたのが印象的だった。アンコールを終えたメンバーは、客席に近づいてお礼を言い、「以上、僕たちは超特急でした!」と深々とお辞儀。大きな拍手に包まれて去っていった。

 そしてエンドロールが流れた後、メンバーカラーのスーツで姿を現した。4月から行なわれていた新メンバーオーディション「超特急募」が終わったことを報告し、この場で新メンバーの発表をすることとなった。新しくグループに加わることになったのは11号車のシューヤ(バックボーカル)、12号車のマサヒロ(メインダンサー)、13号車のアロハ(メインダンサー)、14号車のハル(メインダンサー)の4人。加えて、「タカシくんの隣で歌いたい、この人を支えたいと思い、オーディションを受けました。東京ドーム目指して全力で走っていきます」(シューヤ)、「8号車の皆様に勇気と元気を与えられるように全力でパフォーマンスをしていきます!」(マサヒロ)、「僕は超特急に憧れて今の事務所に入りました。今こうしてメンバーになれたこと、本当に嬉しいです。よろしくお願いいたします!」(アロハ)、「まだ僕は17歳ですが、超特急というチームを引っ張っていくぞという気持ちでこれから頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」(ハル)と、意気込みを語っていく。

シューヤ
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 それを受けた既存メンバーは、「人の人生を左右させることって初めてだったので、押し潰されそうになったりしたんですけど、9人で同じ舞台に立てていることが嬉しい気持ちでいっぱいです。このみんな、そして8号車のみんなと突き進んでいけたらいいなと思います」(タカシ)、「9人になった瞬間がスタートだと思っています。10年って長いね。長かったけど、まだ諦めてないんですよ、夢。絶対東京ドーム、日産スタジアムも全て叶えて、8号車の皆さんと9号車の皆さん(スタッフ)と一緒に進んでいきたいなと思っています」(ユーキ)、「こいつらと一緒なら夢の先に行けるんじゃないかなって、8号車と寄り添って一緒に走って行けるんじゃないかなって、心の底から思いました。そして、(新メンバーは)めちゃめちゃいい子なんで。応援してあげてください」(タクヤ)、「本当にこの合格が正解だったのか、まだわかっていません。でも正解にしていくべきだと思っているし、正解にするためには今この瞬間を積み重ねていって未来につなげていくことが大事だと思っています」(カイ)、「超特急の歴史はどこまでもいつまでも続いていきます。9人、8号車を併せた俺たち超特急なら絶対大丈夫です。これからもこの9人をよろしくお願いします」(リョウガ)と語った。最後は、9人で「僕たちは、超特急です!」と声を合わせ、全員で「gr8est journey」をパフォーマンス。すでに息が合ったパフォーマンスで8号車を笑顔にし、ライブは幕を下ろした。

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