Snow Man、9人のダンスの素晴らしさを再確認 「オレンジkiss」Dance Practice動画を考察
6月22日、Snow Manの7thシングル表題曲「オレンジkiss」Dance Practice動画が公式YouTubeチャンネルにアップされた。アップ後間もなく人気急上昇中の音楽1位となるなど、多くの人々が彼らのダンスを楽しんでいるようだ。6月15日にアップされているMVではダンスシーン以外の映像も多く含まれているためなかなか想像に至らなかったが、Dance Practice動画を見ると思った以上にがっつりダンスをしていて驚きだ。情報が全て解禁されないと見えないものもあると、改めて痛感する。
同曲の振り付けはs**t kingz・NOPPOが担当。緩急がありつつ繊細な動きもふんだんに取り入れた、心弾むようなダンスになっている。Snow Manというグループの色にフィットしつつも、“s**t kingz・NOPPOらしさ”も感じられるのではないだろうか。
そんな「オレンジkiss」のダンスを見ると、まずは9人であることが活かされている、コロコロと変わる複雑なフォーメーションに目が行く。しかも、立ち位置のバミりがないにも関わらず、瞬時にポジション取りをしている上に空間の作り方が完璧で美しい。9人という大所帯にもかかわらず、動きがピタリと揃っているからこその迫力もある。これぞ、Snow Manならではのダンスだろう。さらに落ちサビのフォーメーションでは、ラウールをセンターにして宮舘涼太&渡辺翔太、岩本照&深澤辰哉、阿部亮平&佐久間大介、向井康二&目黒蓮と、(暫定的な)シンメでのフォーメーションが採用されている。こうした仕掛けを含んだダンスも、同曲の楽しみ方の一つだ。そして、一つひとつの振り。音に対する動きの数は決して多くないが、逆にキレと柔軟性、表現力などが求められるごまかしのきかない振りになっている。それをメンバーそれぞれの個性を出しつつ、9人が溶け込むように踊っているのはさすがだ。しかも拍をたっぷり使うように大きく動いたり、飛んだりしているため、よりパワーを感じられる仕上がりになっていると言えよう。