モーニング娘。'22、“体力おばけ”はロッキンで何を見せるのか 過去のセットリストから今年の注目ポイントを探る
春フェス『JAPAN JAM 2022』に初出場
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— モーニング娘。'22 (@MorningMusumeMg) May 1, 2022
2020年·2021年はコロナ禍によりフェス自体が開催中止。『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』『COUNTDOWN JAPAN』に続くロッキング・オン第3の音楽フェスと呼ばれている『JAPAN JAM』の2022年版にモーニング娘。'22が出演した。まだ記憶に新しい今年5月1日、SKY STAGEのトップバッターを務め、40分間で全11曲を熱唱。
15期の北川莉央・岡村ほまれ・山﨑愛生が加入した新体制として初のフェス出演ではあるが、佐藤が卒業、さらに当日は加賀楓が病欠のため12人での出演となり、完全な形でのパフォーマンスとはならなかった。しかし、最新シングル曲「大・人生 Never Been Better!」や、ハロプロメンバー出演ドラマ『真夜中にハロー!』(テレビ東京系)のエンディング主題歌として現メンバーが歌い直したことでも話題の「I WISH」など、グループの現在進行形を魅せるステージとなった。
過去のセットリストから内容予想
過去3度のセットリストから、次回の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022』ではどのような内容になるのかを予想してみたい。
3回のライブで選曲されていたのは全23曲。そのうち3度とも毎回セットリスト入りしているのは「恋愛レボリュ-ション21(updated)」「What is LOVE?」「泡沫サタデーナイト!」の3曲であり、これらは今回もまた聴けるのではないのかと予想する。また、23曲をオリジナル版のリリース年別にソートしたのが以下のリストとなる。
1997
1998
1999 LOVEマシ-ン(updated)
2000 I WISH/恋愛レボリュ-ション21(updated)
2001 ザ☆ピ~ス!
2002 ここにいるぜぇ!
2003 シャボン玉
2004
2005
2006 HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~
2007 みかん
2008
2009 気まぐれプリンセス
2010
2011
2012 One・Two・Three(updated)
2013 Help me!!(updated)/わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団
2014 What is LOVE?/TIKI BUN
2015
2016 泡沫サタデーナイト!
2017 ジェラシー ジェラシー
2018 Are you Happy?
2019 I surrender 愛されど愛/青春Night
2020
2021 恋愛Destiny~本音を論じたい~/Teenage Solution
2022 大・人生 Never Been Better!
今年9月14日で結成25周年を迎えるモーニング娘。だが、こうして見ると、四半世紀の活動でリリースされた膨大な楽曲群からまだピックアップされていないゾーンが残っているのがわかる。たとえば黄金期の楽曲でライト層にも知名度の高い「恋のダンスサイト」「ハッピーサマーウェディング」や、いわゆるプラチナ期を象徴する楽曲「笑顔YESヌード」「リゾナント ブルー」などだ。
ロック系の楽曲ということでいえば「そうだ!We're ALIVE」「浪漫~MY DEAR BOY~」や「まじですかスカ!」などもある。カップリング曲だがライブで人気の高い「ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。」などがセトリ入りしても違和感はないだろう。アルバム曲「涙ッチ」のエモさも『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』のステージにはしっくり来ると思われる。
また、現在形のグループを知らしめるという意味では「このまま!」「Hey! Unfair Baby」といった最新アルバム収録曲が選ばれる可能性もあるだろう。……と、このように予想していればキリがないが、ひさしぶりの『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』のステージ、大いに期待して待ちたい。