BUDDiiS、ファンへ全力で元気届けた横浜武道館ワンマン 超ときめき♡宣伝部カバーや初の全国Zeppツアー発表も

BUDDiiS、元気いっぱいの横浜武道館公演

 5月29日、BUDDiiSのコンサート『BUDDiiS vol.02 - VOYAGiiE -』が横浜武道館にて行われた。同公演はオンラインでも同時に配信され、全国のファンに元気を届けた。2021年5月のデビューから1年経たずして、今年4月に自身初のホールワンマンライブを行ったばかり。本ライブは、そんなグループの勢いを詰め込んだような内容だった。

BUDDiiS

 1曲目は初披露の未リリース曲「YO HO」。元気よくステージに出てきたメンバーたちは、KEVINが制作した同曲をノリノリでパフォーマンス。夏に聴きたくなるさわやかで元気の出る楽曲だ。続く2曲目は「ALIEN BOY」。1曲目と続けて聴くのにぴったりな選曲で、ポップだけど優しく、印象的なフレーズがたくさん組み込まれた一曲に仕上がっている。楽しそうな10人の姿も心に残った。

 続けて披露されたのは、これまでの2曲に少し大人なテイストが加わったような「To The Top」。ボーカルメンバーの伸びやかな甘めの声と、対照的なラップパートの低めの声が互いを引き立てあっていて聴いていて飽きない曲だ。

 MCに差しかかると、メンバーの自己紹介にたくさんのファンが拍手とペンライトで応えた。また、SHOOTがiPadを持ってオンラインからのファンの声も拾い、そのチャット欄は舞台上のモニターにもリアルタイムで映し出された。また、会場全体とアイコンタクトを取るためにステージの端から端まで移動したりと、和気藹々とした雰囲気で進行された。

BUDDiiS
 4曲目も初披露であり未リリース曲の「BEAST2」。MC前とはガラリと雰囲気が変わり、曲名通りのダークさと強さ全開の楽曲。ラップメンバーの低い声が際立ち、グループの持つ幅の広さを感じさせた。続く「Dream Love」は、強さを引き継ぎつつも、サビはポップな雰囲気。大人な雰囲気を持ちつつもBUDDiiSらしさを感じられる一曲になっている。

 ここでまた雰囲気が変わり、しっとりとした「ON & ON」へ。雨のようなブルーのライトのもと、歌とラップを切なさたっぷりに披露した。曲のイメージ通りの滑らかなダンスにも目を奪われた。

 続く「ENCHANT」では、さらに180°雰囲気が変わった。エレクトリカルパレードのようなサウンドで始まる同曲は可愛らしい恋愛ソング。明るくなった照明の下、笑顔でパフォーマンスする10人は、「JEALOUS」も楽しそうに披露した。会場に手拍子を求め、ファンとしっかりコンタクトを取る姿が印象的だった。

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