Snow Manの胸キュンソングの特徴は? 「オレンジkiss」前にリリースされた楽曲をおさらい
7月13日に、Snow Manが7thシングル『オレンジkiss』をリリースする。表題曲は、岩本照が単独初主演を務める映画『モエカレはオレンジ色』の主題歌。映画のために書き下ろされた曲で、公式HPには「“オレンジ”は“夕暮れ”を指し、この情景と合わせて、恋をすることで生まれた“相手を守りたい”という想いや、自身の成長を描いたエモキュンラブソング」という説明文が書かれている。5月19日放送のラジオ番組『Snow Manの素のまんま』(文化放送)でラジオ初解禁となった同曲は、映画の情景が浮かんできそうな甘い歌詞と切なくなるようなメロディが印象的で、HPの文言通りの楽曲であった。
6thシングル表題曲「ブラザービート」がワチャワチャ楽しいパーティーソングだったため「オレンジkiss」にギャップを感じることもありそうだが、Snow Manのこれまでの楽曲を振り返ってみると胸キュン系のラブソングが少なくない。例えば、3rdシングル『Grandeur』初回盤A・通常盤収録曲の「Big Bang Sweet」。不二家「ルック Smile Switch」「ケーキ Smile Switch」のCMソングだったため、耳馴染みがある方も多いだろう。恋のワクワク感が表されている歌詞と、キャッチーなメロディがぴったりフィットしており、聴けば心が弾んでくる。またトラックに入っているシンセの音も、曲のポップさを際立たせるのに一役買っている。さらに白とピンクが基調になっているMVには、爽やかな笑顔を見せるメンバーたちの姿が。歌詞だけを見ると甘さが強いが、メンバーたちの表情の工夫によって曲の“かわいさ”が演出されている楽曲だ。
そして、4thシングル表題曲「HELLO HELLO」はSnow Manの胸キュンソングの代名詞だろう。ラウールの単独初主演映画『ハニーレモンソーダ』の主題歌で、まさに胸キュンを感じられる曲調になっている。ストリングスが壮大な印象を与える一方で、跳ねるようなリズムが刻まれているためポップさが全面に押し出されている。また、ビタミンカラーの衣装も爽やかで甘酸っぱい恋の予感を演出。視覚的にも聴覚的にも、胸キュン要素が詰め込まれている。