YOSHIKI「“不可能なものはなにもない”ということを伝えたい」 挑戦者へエール送る新製品「リアルゴールド X/Y」発表会

YOSHIKI、「リアルゴールド」発表会に登壇

 5月10日、日本コカ・コーラ株式会社の新製品「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」の発表会が行われた。

 同製品は、挑戦する人たちを本気で応援したいというYOSHIKIの想いに共感し、タッグを組んで作り上げたという次世代のエナジードリンク。“NOTHING IS IMPOSSIBLE”(不可能なものはない)というメッセージが込められており、それぞれ「ロックの高揚感」、「クラシックの集中力」にインスパイアされた製品となっている。

 当日はそんな2製品をともに作り上げたYOSHIKIが登壇。アンベールや乾杯を行い、お披露目の日を迎えたことに「結構時間がかかったので、やっとここまで来れたんだなって。感無量です」とコメントした。

 本製品のビジネスパートナーであるYOSHIKI。製品のコンセプトや今日に至るまでの経緯について聞かれると、「“NOTHING IS IMPOSSIBLE”、不可能なものはない……常に僕が大切にしてきた言葉です。誰もが道を切り開く先駆者であり、夢や目標に挑戦し続けていつかは道は切り開けると信じてきました。この製品を通じて、不可能なものはなにもないということを伝えたい、そんな思いがきっかけになりました」と説明。「元々僕はコカ・コーラの社長さんと仲が良かったんですけど、僕の思いに共感してくれて。何か一緒にできることないですかと言われて、始まったものです。前向きなコンセプトをもとにこういうプロジェクトができて、エキサイティングな気持ちになりました。もちろん勢いだけでできるものではなく、素晴らしいプロジェクトメンバーが集まって。テイスティングやパッケージデザインなどの話し合いを重ねて、ここまできました」と語った。

 さらに、「僕はアメリカを拠点にしていて、アメリカではこういったアーティストとのブランディングやパートナーを組むというのは最近始まっているんですね。でも日本では革新的なのかなって思って、そこがよいのではないかと。いろんな手の組み方があったと思うんですけど、あえてビジネスパートナーという形を選んだのは、今後のエンターテインメント業界への新たな道しるべになるような気もします」とその影響力についての期待も口にした。

 パートナーとして商品開発に関わったYOSHIKIだが、アーティストとしてWebムービーにも参加。「リアルゴールド X」、「リアルゴールド Y」それぞれをイメージして制作した楽曲と、その演奏動画が公開された。ロックの高揚感を表した「X」では激しいドラミング、クラシックの集中力がモチーフとなっている「Y」では、美しいピアノの音色を聴くことができる。ムービーの公開を終え、「この製品を飲んでいただける方たちにインスパイアできることを考えて曲を書きました」と話すと、制作の裏話として「製品にインスパイアされて曲を書くのは今回が初めてかもしれないです。僕の楽曲を使っていただくことはあったんですけど、テイスティングしながら作ったのは初めてでした。それぞれ10曲ずつくらい書いて、そこから段々絞られていきましたね」と語った。

 楽曲を作るにあたって参考にした自身の体験を聞かれると、「X」は「ステージに上がる前に気持ちを高めるときですかね。急に声援が湧き上がるところに行くにあたって気持ちを切り替えるという高揚感を表現しています」とコメント。「Y」については「たとえばカーネギー・ホールで演奏をするとき、楽屋にもピアノがあってステージに出る1分前まで弾いてるんですね。温まった状態のままステージに出るんです。演奏が始まれば今まで努力したものが勝手に形になるんですけど、そのステージに向かう瞬間っていうのはすごく集中しますね」と振り返った。

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