LE SSERAFIM、強い意思を持った6人が未来へ突き進む 堂々たるコンセプトを示したデビューショーケース

LE SSERAFIM、デビューショーケースレポ

 2022年5月2日、HYBE傘下のSOURCE MUSICからデビューする新人女性グループ LE SSERAFIMのデビューショーケースが開催された。

 ブランドのファッションショーをコンセプトとしていたLE SSERAFIMのデビューVTRでは、デビューへの過程をモデルがキャスティングコールを受けランウェイに上がる過程のように演出していたが、その流れを組むファッションショー会場のようなセットが組まれており、 モノトーンの衣装に身を包んだKIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHA、KIM GARAM、HONG EUNCHAEの6人のメンバー達が順番にランウェイを歩くモデルのように登場し、グループとしての全貌を見せた。

 オープニングと、左手を敬礼のように上げるシグネチャーポーズを披露したフォトタイムの後は、メンバーそれぞれが挨拶し、自己紹介とデビューへの抱負を語ってくれた。

「15年間バレエをやってきましたが、KーPOPの魅力にハマってアイドルを夢見ることになりました。こんな風に良いメンバー達と出会いデビューへの夢を叶えることができてとても幸せです。これからも頑張ります」(KAZUHA/練習生になる前まではオランダでバレエを専攻していたという日本人メンバー)

「公式な場はほぼ1年ぶりで緊張しています。これまで頑張ってデビューのためにトレーニングを積みながら、その過程で新しい姿を発見することもできました。これからもLE SSERAFIMの活動でカッコいい姿をお見せしたいです」(KIM CHAEWON/リーダー)

「初めてのショーケースで今すごく緊張しています。このように良いメンバーと一緒にデビューできてとても幸せです。これからも素敵なステージをお見せしたいです」(KIM GARAM)

「私にとってはこれが3回目のデビューとなります。それで余計にプレッシャーを感じていますが、より良い発展した姿をお見せしたくて、頑張ってデビューの準備をしました。LE SSERAFIMとしてお見せするステージにご声援をお願いします」(SAKURA)

「今回デビューを準備しながら、レコーディングやMVの撮影などが本当に初めてだったので難しくて慣れなかったりもしたのですが、メンバーのみんなと乗り越えられて、ここに立てたことが嬉しいです。ありがとうございます」(HONG EUNCHAE)

「背景も違う6人がこうしてひとつのチームになってデビューすることになって、とても嬉しいですし運命のようにも感じています。これまで頑張ってきたことが形を成したと思うのでとても誇らしいし、やり甲斐を感じました。これからも発展した姿をお見せしたいです」(HUH YUNJIN/『PRODUCE 48』に出演経験がありキリンちゃんの愛称で親しまれている)

 続いてLE SSERAFIMというグループ名とコンセプトについて、リーダーのKIM CHAEWONが説明した。LE SERRAFIMはシグネチャーロゴでも表現されている通り、「IM FEARLESS(私は恐れ知らず)」をアナグラムで入れ替えたもの。

 「パン・シヒョク総括プロデューサーが直接つけてくださった名前なので、より意味があると思います」とKAZUHAが語ったように、グループ名やアナグラムという基本コンセプトは総括プロデューサーであるパン・シヒョクが直接手がけたもので、BTSのクリエイティブディレクター、キム・ソンヒョンがビジュアルイメージを含めたすべてのビジュアルコンテンツの制作を総括している。HYBEからデビューする初めてのガールズグループということで、制作陣も総力を込めたようだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ライブ評」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる