King & Prince 永瀬廉、Sexy Zone マリウス葉との思い出を懐かしむ 話すことで伝わる仲間への想い

 King & Princeの永瀬廉が今年の桜から思いを馳せた、Sexy Zoneのマリウス葉との幻のお花見話に注目が集まった。

 4月21日に放送されたラジオ『King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)にて、オープニングから「今年は結構見たね」と桜の話題を披露した永瀬。まだまだ人が集まることに対して警戒を余儀なくされるご時世であることに加え、アイドルとして忙しい日々を過ごしていることから「ゆっくりお花見ってわけにもいかないしね」と、桜を楽しんだのは仕事の移動中くらいだったと語った。

 ところが、思い返してみればお花見を楽しめていないのは、今年だけではなかった様子。「人生でもしたことないもんな、たぶん」と、これまでお花見の思い出らしい思い出がないことに気がつく。そして唯一行きかけた思い出として語られたのが、マリウスと約束したお花見計画だった。

 「高校生のころに。Sexy Zoneのマリウスいるじゃないですか。マリと、マリの友だちと、俺と、あと何人かいたのかな? “お花見行こう”って約束したことがあって。結局行けんかったけど、すごいメンツじゃないですか? めっちゃ今、急に思い出した。一緒に帝劇(帝国劇場)に出てたころか? なんかの拍子で」と懐かしむ。

 永瀬の言う帝国劇場での共演というのは、2015年の1月に上演された舞台『2015新春 JOHNNYS’ World』のことだろう。当時、桜が咲くのを楽しみにしながら2人が舞台に立っていたのかと思うと、なんとも愛しい気持ちになる。

 永瀬はKing & Princeとしてデビューする前に、舞台での共演に加え、Sexy Zoneのバックについたり一時期“Sexy Boyz”で活動していたりと、マリウスとの繋がりはあったものの、これまでプライベートで遊びに行った話などはあまり耳にしなかった。そのため、双方のファンからは突然の思い出話に驚きつつも、喜びの声が上がった。

 マリウスは2020年12月より芸能活動を休止しており、復帰の目処はいまだ立っていない。仕事と学業との両立に勤しんだ結果、心身の健康バランスを崩してしまったのがその理由だが、長引く休止に様々な憶測が飛び交ってもいる。

 昨今、ジャニーズでは、心身の調整が必要になったり、自身のキャリアを見直したりと、様々な理由でメンバーが活動を休止する場面が少なくない。復帰を待ち望まれながらも、そのままグループを脱退するケースもあった。

 そんな中で、マリウスの名前が永瀬の口から微笑ましい思い出として語られたのも、特別な思いがあったのではないかと多くのファンが感じたところだろう。ファンはもちろん、そして本人もおそらく「戻れるのだろうか」と不安を抱くであろう活動休止の期間。できれば今回永瀬がラジオで話したように、こうして楽しい話題によって存在感を確認し合い、その居場所を守り続けていきたいものだ。

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