BE:FIRST SHUNTO&RYUHEI、RYOKI&SOTA、JUNON&LEO……息のあったコンビをピックアップ

 1月3日より、BE:FIRSTがラジオ番組『SPARK』(J-WAVE)の月曜レギュラーを務めている。これまでMANATO&SOTA、JUNON&SHUNTO、LEO&RYUHEIがナビゲートに登場し、番組を盛り上げている。その息のあったやり取りは、仲が良いBE:FIRSTならではだ。この組み合わせ以外にも、BE:FIRSTには息のあったコンビが多数存在している。数あるコンビの中から、注目したい組み合わせを一部取り上げてみたい。

SHUNTO&RYUHEI

 末っ子コンビのSHUNTOとRYUHEI。2人は同郷かつ通っていたスクールが一緒で、BE:FIRSTが誕生したオーディション番組『THE FIRST』が始まる前からの知り合いだ。SHUNTOとRYUHEIといえば、クリエイティブ審査NEOで2人が組んだコンビ・96BLACKだろう。「addictive Art」というタイトルが如く何度も見返したくなるパフォーマンスで、10代とは思えない色気と完成度を誇っていた。それぞれが持っている自分の世界観がフィットした結果なのだろう。音楽に対する向き合い方も大人びており、表現することに年齢は関係ないと思わせてくれる。そんな2人はグループの中で末っ子ということもあり、年上メンバーたちに愛され、伸び伸びとしている印象が強い。特にSHUNTOは『THE FIRST』最終審査に進んだ11人全員から「一番甘えん坊」と言われていたほど。だが、自分より年下のRYUHEIと2人となると話は別だ。2021年9月6日放送の『レコメン!』(文化放送)に2人で出演した際も、徐々にテンションが上がっていく無邪気なRYUHEIを見守るかのように優しく笑ったり、フォローするようなコメントをしていたりしていた。この先も切磋琢磨しながら成長していくであろうことを感じさせてくれるいいコンビである。

RYOKI&SOTA

 SOTAはボケ、RYOKIはツッコミとしてグループを盛り上げつつ、さり気なくメンバーを牽引している2人。3次審査で同じチームになって以降あまり接点がないように見えていたが、ドキュメンタリー『あの日のTHE FIRST』(Hulu)内でRYOKIがプライベートで仲が良いと話しているように実は絆を築いている。そして意外にも共通点が多いのも、このコンビの特徴ではないだろうか。RYOKIは公表しているだけでも3匹の猫、SOTAは2匹のトイプードルへのペット愛が大きかったり。一見我が強そうに見えつつも、周りをしっかり見てメンバーたちが見せ場を作れるように立ち回ったり。そして2人ともストイックでもある。すでにパフォーマンスにおける爆発力が高いと言われているRYOKIは「感情表現についてはSKY-HIさんに、『もっと成長できるし、爆発する未来が見える』と言っていただいたので頑張りたい」、ラップを高く評価されているSOTAは「僕もラッパーにとどまることなく、しっかりとボーカルもできる人になりたい」と、さらに高みを目指す発言をしているのだ(※1)。また、“今後「BESTY(ファンダムの名称)」と挑戦してみたいことは?”という質問に対し、2人ともタワーレコード渋谷店へゲリラでサインを書きに行ったエピソードを話していたり(※2)、2人でメンバーにおすすめのラーメンを紹介したりしているのを見ると、感性も近いのかもしれない。目にする機会が多い組み合わせではないが、BE:FIRSTの骨子を作っている2人の関係性にこれからも注目だ。

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