INI、グループの進化とMINIとの再会を約束 喜びと感謝届けた2ndシングル『I』リリースイベントレポート

 11人組のグローバルボーイズグループ・INIが4月20日にKT Zepp Yokohamaにて『INI 2ND SINGLE「I」リリースイベント』を開催した。本公演は対象商品を予約した人を対象に抽選で当選した400名のMINI(INIのファンネーム)を招待。併せてオンライン生配信も行われた。

 開演時刻になると、会場に流れていたBGMが消え、鋭い青の照明が会場を彩る。登場したINIのメンバーがまず披露したのは2ndシングル『I』の活動曲「CALL 119」。1stシングル『A』のときと同じように、もう1曲のリード曲「We Are」からMINIの投票によって決定されたものだ。ヒップホップ調で激しいダンスを繰り広げるが、メンバーには余裕が垣間見え、パフォーマンス中にも目を合わせ微笑み合う場面も。

 1曲を歌い終え、木村柾哉が会場、画面越しのMINIに呼びかけ、「Log in to us! INIです!」の挨拶とともにMCがスタート。「CALL 119」のパフォーマンスを終えて木村がメンバーに感想を聞くと「ぶちあがったね」とそれぞれ笑顔を弾けさせる。そんなメンバーたちにMINIたちも持っているペンライト「INI OFFICIAL LIGHT STICK」を振って応える。LIGHT STICKは無線制御機能を搭載しており、会場と連動して光が灯る。自動で色が変わるということもあり、メンバーカラーと共に自己紹介をすることに。トップバッターの佐野雄大が「ピンクになれ~!」と言うと、会場全体がピンクの光で包まれた。メンバーにもLIGHT STICKが渡されると、途中で尾崎匠海が振り回しすぎてパーツを飛ばすというハプニングがありつつ、自己紹介で色が変わるたびにはしゃいだ様子を見せた。

 「ずっと準備をしてきた2ndシングルなのでこの日を待ちわびていた」と藤牧京介。今回は「『I』の魅力をより多くの人に知ってもらうためのイベント」ということで、まずは「CALL 119」と「We Are」のMVビハインド映像をMINIとINIで一緒に鑑賞することに。メンバー自身もまだ観ていないということで、興味津々の様子で画面を見つめる。

 西洸人がMV撮影の思い出について話を振ると、田島将吾が「僕はやっぱりカプリコを食べられたこと。差し入れがめちゃくちゃ嬉しかった」と言うと、後藤威尊は「コーンスープをめちゃくちゃ飲んだ」と食べものにまつわるエピソードを話せば、木村は1stシングルに続き衣装を破いてしまったことを明かした。巨大ブランコに乗るシーンがあった松田迅は、「ブランコに乗るだけで大変だった」と苦労話も。メンバー同士が仲睦まじくじゃれ合う姿や、寝ている最年長メンバー西の姿も捉えたMusic Video Making完全版は4月25日に公式You Tubeで公開予定だ。

 そして、会場の空気が一段と高まったのが『I』に収録の「BOMBARDA」のPerformance Videoの初公開だ。こちらも「僕たちもまだ出来上がりを観ていない」と木村。曲に合わせてリズムを取りながらも、心なしか映像を観るメンバーの表情も真剣なものだ。

INI|BOMBARDA Performance Video

 19日に公開された「DILEMMA」のPerformance Videoのあとに撮影したこともあり、長丁場だったという「BOMBARDA」の撮影を振り返り、今までで一番大変だったいうとメンバー。「炎を使っていたので煤と砂が舞って鼻の中が真っ黒になった」と田島。松田も「鼻の下が黒くなっていたんだけど、柾哉くんが言ってくれるまで気づいていなかった」と頷いた。そんな松田が撮影中に心の支えにしていたのが「チルソンサイダー」。現場にはたくさんのケータリングがあったのだとか。余ったものについてはINIのメンバーはだいたい持ち帰ると池﨑理人。そんな中でも「迅は両手にいっぱいになったビニール袋を持って帰っている」と明かすと、松田は恥ずかしそうにしながらも「それこそSDGsですからね、捨てるぐらいなら僕が持ち帰って食べます! だから今日あったものも持って帰ります!」とキリリ。キュートな素顔を覗かせた。

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