なにわ男子、『めざましテレビ』2カ月連続出演で新たなチャレンジへ メンバーのMC力やプレゼン力に注目

 朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)4月4日放送回より、新テーマソングとしてなにわ男子の新曲「サチアレ」が起用されている。また、なにわ男子は4月、5月のマンスリーエンタメプレゼンターにも起用され、メンバー全員が交代で出演する。2カ月連続の出演は番組史上初と、また新たな記録を作った彼らのMC力、プレゼン力に注目してみたい。

なにわ男子
なにわ男子

 かねてから同番組に出演してきたなにわ男子。2020年10月からはメンバーがリポーターとなって様々な取材を行う冠コーナー「なにわ男子のなんでやねん!」がスタートし、現在に至る。

 また、同年4月にマンスリープレゼンターとしてリーダーの大橋和也が抜擢されたが、緊急事態宣言発出により2回目以降はコメントでの出演に変更された。予期せぬ展開ではあったが、誰もが不安を抱える時期に、それを吹き飛ばすような笑顔と元気いっぱいな姿に朝からパワーをもらったことを鮮明に覚えている。

 さて、この度プレゼンターとしてトップバッターを飾ったのが大西流星。4月8日の放送回に生出演した。“キラキラ&あざとかわいい担当”として紹介を受けた大西は、ドラマで共演し、先にプレゼンターを務めていた俳優の白洲迅から、かわいいだけではなく実は男気と負けん気の強さがあると紹介されていた。生放送の大変さを身をもって体験した白洲は、失敗談を交えながら「キュルンキュルンしてみんなに癒しを届けて」とメッセージを送った。

 全国放送に生出演と、その言葉を聞いただけで腹痛を引き起こしそうなものだが、大西はメンバーがいなくて緊張すると話したものの、しっかりとした口調で冒頭から視聴者に安心感を与えていた。キャラクターの話題になると、すかさず好きなキャラクターのピンで前髪を留めたなど、自身のエピソードを繰り出す一幕も。キュートさと同時に大西に備わっている度胸も伝わってきた。

 白洲から「確定(CM入りのタイミング)には気をつけろ」というアドバイスも受けた大西。同番組に限らず、生放送番組では時折タイミングのズレを目撃する。秒単位で刻まれる番組で、流れを汲みながら複数の出演者と被らずに喋るのがいかに難しいことかは、素人目にも理解できる。しかし、大西は原稿の読み上げに加え、映像に沿って言葉を挟んだほか、頬に人差し指を添えてウインクする仕草を交えて井上清華アナウンサーに勝負を挑む一幕も。リズム感といい、ユーモアといい、トップバッターとしての役目を見事に果たしたと言えるだろう。

 なにわ男子の生放送エピソードと言えば、2020年10月16日放送の『ミュージックステーション』2時間スペシャル(テレビ朝日系)でのこと。“赤い髪の子”として話題を集めたのが西畑大吾。ジャニーズJr.のユニット9組、総勢67人が一同に出演したのだが、西畑はパフォーマンスはもちろんのこと、注目を集めるに相応しく生放送のわずかな尺でハキハキと挨拶し、手短に東西ジャニーズJr.が出演するという見どころを伝えていたのが印象に残っている。

 またメンバーが全員揃う場面では控え目なメンバーも、バトンを受け取れば個性を発揮したトークを披露する。「ISLAND TV」で2020年のステイホーム期間中に配信された動画がまさにその一つで、クール系キャラを自称する高橋恭平はヘアセットを軸に自身のエピソードを交えながら10分ほどのレクチャー動画を公開した。

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