“25歳定年説”の動向や注目の世代は? モー娘。’22、アンジュルム、OCHA NORMA……ハロプロメンバー学年別分類2022年版
注目の世代
今回、各年度を個々に見ていって、ここは興味深いメンバーがそろっているなと感じたのは「1999年度(23歳)※4月2日の時点では22歳」だった。
上國料萌衣(アンジュルム)は、マクドナルドのCMの3年連続起用や女性誌への多数掲載などメディア露出の面で活躍している。またグループ内ではリーダーの竹内朱莉に次いでの年長メンバーとなり、歌唱やダンスも加入時よりグンと成長。現アンジュルムのエースメンバーと呼んで差し支えないのではないだろうか。
川村文乃(アンジュルム)、野中美希(モーニング娘。'22)は、テレ朝チャンネルの番組『Hello! Project presents ソロフェス!』の第1回・第2回それぞれの優勝者。川村はマグロ解体、野中は英会話やDTMなどの特技が話題となり、キャラが立っている。
また、加賀楓(モーニング娘。'22)、岸本ゆめの(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)というボーイッシュなキャラの3人が同世代というのも面白いし、女性ファンの多い現在のハロプロのニーズを期せずして象徴することになった。
現ハロプロの最年少メンバー
1年前の本シリーズ記事の時点では、正規ハロプログループ内での最年少メンバーは、アンジュルムの松本わかな(当時13歳)だった。その後、ハロプロ研修生の豫風瑠乃がつばきファクトリーに昇格したことにより、松本と同学年ではあるが、9月生まれの松本より12月生まれの豫風のほうが最年少の14歳ということになった。
ハロプロ研修生まで含めると、今年2月に加入したばかりの前島花凛が2009年生まれ12歳で最年少。宮本佳林、小野田華凜、西村風凛に続くハロプロ史上4人目の「カリン」である。
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ちなみに、各グループ別の平均年齢を算出すると以下のようになる。
<2022年4月2日時点>
・21.2歳:モーニング娘。'22
・19.9歳:BEYOOOOONDS
・19.8歳:つばきファクトリー
・18.8歳:Juice=Juice
・18.7歳:アンジュルム
・16.4歳:OCHA NORMA
・14.3歳:ハロプロ研修生
1年前の数値は以下だった。
<2021年4月2日時点>
・20.3歳:つばきファクトリー
・20.2歳:モーニング娘。'21
・19.9歳:Juice=Juice
・18.9歳:BEYOOOOONDS
・18.0歳:アンジュルム
・14.9歳:ハロプロ研修生(北海道含む)
BEYOOOOONDSは1年間でメンバーチェンジが無かったので、平均年齢がそのまま1歳上がっているだけだということがわかる。モーニング娘。は昨年12月に佐藤優樹が22歳で卒業したが、平均年齢はそのまま1歳上昇という結果になった。アンジュルムは0.7歳上昇。Juice=Juice、つばきファクトリーは新メンバー加入の影響でそれぞれ1.1歳、0.5歳下がった。最年長でも19歳、メンバー全員が10代のOCHA NORMAはやはり平均年齢の面でもフレッシュだ。
モーニング娘。'22は森戸知沙希、Juice=Juiceは稲場愛香の卒業が控えており、さらにこの2グループの合同新メンバーオーディションが現在開催中なので、それらを経ることでまた平均年齢の変動が出てくるだろう。
それでは最後に、現ハロプロメンバー(研修生含む)76人の平均年齢を算出してみる。
<2022年4月2日時点>
・18.6歳:ハロプロ平均年齢
前年は70人で18.2歳だったので、0.4歳増加。来年はどうなっているのだろうか。