帝国プリンスキングダム~ぷりだむ~、あまね脱退を乗り越えて未来へと進む姿勢 新メンバーオーディションを開催する理由

ぷりだむが語る激動の日々

 帝国プリンスキングダム~ぷりだむ~が、約7カ月ぶりの新曲「ADVANCE」を配信。メンバーのぽちいぬが不参加だったものの、3月には初のワンマンライブツアーを開催し成功を収めた。

 今年1月にメンバーのあまねが脱退し、4人体制での活動をスタートしたぷりだむ。メンバーが様々な葛藤の末、改めてグループやファンとの絆を確かめ合い、4人で未来へと進むことを選んだわけだが、そんな強い思いが詰め込まれている「ADVANCE」。さらに新メンバーオーディションも発表するなど、怒涛の展開を見せている。

 あまね脱退から現在まで、メンバーはどのようにグループと向き合い、新たな挑戦をすることを決めたのか。激動の日々を語ってもらった。(編集部)

グループの方向性に関してはかなりぶつかり合ってきた(あーるん)

【MV】ADVANCE/ぷりだむ【オリジナル曲】

ーー今回、グループとして初めてのインタビューということなので、まずは帝国プリンスキングダム~ぷりだむ~がどんなグループなのかを教えてもらえますか?

あーるん。:はい。俺らは4人組の歌い手グループなんですけど、各メンバーそれぞれが違った国の王子であり、その4人が集まることで一つの物語を展開していくというコンセプトになっていて。そこが一番大きな特徴になります。

ーーファンのことを“帝国民”、YouTubeでの定例配信を“帝国放送”と称すなど、世界観がしっかりしていますよね。どんな経緯で結成されたんですか?

そあら:いきなりお伝えしづらい感じなんですけど、今はもういないメンバーがそれぞれ個人で活動していた僕ら一人ひとりに声をかけてくれて結成されたんですよ。

あーるん。:うん。1月に脱退したあまねというメンバーが声をかけてくれて。それに賛同して結成されたのがぷりだむなんです。

ーー結成当初に定めたグループとしての活動の方向性って何かありましたか?

あーるん。:先ほどお話した大きなコンセプトに沿った上で、動画配信、漫画投稿をやっていこうという方向性は当初から決めてました。ただ、アプローチの仕方として各メンバーのキャラクター性にフォーカスする時期があったり、コンセプトに忠実に動いていく時期があったり、紆余曲折している感じはあって(笑)。

なぴくん:そうだね。いっぱい迷いながら試行錯誤し続けてきたよね(笑)。

そあら:ケンカもいっぱいしてきましたし。

あーるん。:グループの方向性に関してはかなりぶつかり合ってきたと思う(笑)。元々、個人で活動していたメンバーたちなので、自分なりのやり方みたいなものをそれぞれが持っているんですよ。だからぷりだむとしておもしろいことをやろうって話し合いをしていても、意見がなかなかまとまらないことが多々あって。

ぽちいぬ:でも、そういったぶつかり合いもぷりだむをよくしたい思いがあってこそなので。

そあら:そうだね。だからいろいろぶつかることはあっても、みんなすごく仲がいいですね。

ーー2020年6月7日の結成から約1年9カ月が経ちました。その時間はみなさんにとってどんなものでしたか?

なぴくん:あっという間だった気がする。

あーるん。:でもけっこう足踏みばっかりしてたから、長かったような気もするな。

なぴくん:僕個人としては、ぷりだむに所属したことで、すごく成長できたなって思います。1人ではできなかったことにたくさん挑戦できたし、グループで活動する意味みたいなものも強く感じるようになりました。

あーるん。:俺は元々、グループで活動することにあまり興味がなかったから、世の中に存在している歌い手グループのことをまったく知らない状態でぷりだむに入ったんですよ。なので、ずっと手探り状態でここまで来た感じがある。とは言え、なぴと同じで1人ではできないことをいろいろやれるし、その活動を応援してくれるリスナーさんがたくさんいてくれる喜びはものすごく感じています。

ぽちいぬ:僕は逆に、すでに活躍する歌い手グループに憧れを持った状態でぷりだむに加入したところがあって。グループに対しての自分なりの理想もあったので、今の自分、自分たちに対してそことのギャップを感じてしまうことが多かったかもしれないです。理想に辿り着けないもどかしさを感じたりもしたし。

あーるん。:ぽちはシーンで活躍しているキラキラした人たちの姿をずっと見てきたからね。その分、いろんな部分に対してのこだわりも人一倍強いと思う。

ぽちいぬ:うん。キラキラするためにはいろいろな葛藤と戦わないといけないということもよくわかった気がします。僕が憧れている人たちも、きっと裏ではすごくいろんなことに悩んでるはずですし。だからこの1年9カ月は自分の理想に追いつくためにずっと頑張ってこられた、いい時間だったと思います。

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