『iCON Z』密着第19話、男性部門 ボーカル・ラップ・ダンスの基礎レッスン 厳しさの中で鍛えられるフィジカルとチームワーク

 LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第19話が3月13日に放送された。

 今週も引き続き、男性部門オーディションの週末合宿に密着。まずは、プロデューサーのEXILE SHOKICHIが直々にボーカル講義を行う。技術論のみならず、アーティストとしての心構えを教えるSHOKICHIは、「俺は(自分を)“EXILE SHOKICHI a.k.a スポンジ”と言っている。何かを教えてもらったときに『でも、それ俺のスタイルじゃない』っていうのは自分の成長を止める材料になっちゃう。ちょいスポンジくらいな生き方をしているとミュージシャンとして自分の引き出しにいろいろなものを詰められるんじゃないかな」と、冗談を交えつつ持論を熱く語った。

EXILE SHOKICHI

 続いて行われたラップの特別講義は、東京のヒップホップシーンを代表するラッパー・SIMONが担当。ラッパーとしてのマインドについて教わる中で、ギレルメ マサユケ トマジ 西村は「(自分は)湧き出たものでラップしているが、それが正解なのかわからない」と質問を投げかける。するとSIMONは「自分の内側から湧き出てるんでしょ? 最高じゃん。超HIPHOPだと思うよ」とニヤリ。さらに「ちゃんと商品化できるクオリティを保った状態で、その湧き出るものをファンに提供していくっていうのがプロでしょ」と続け、プロとしての大切な考え方をしっかりと伝えた。

 EXILEやBTS、レディー・ガガなどから絶大な信頼を得ているダンサー・振付師のRIEHATAによるダンス講義では、遠藤翼空が「ガツガツ系の曲で踊ると、感情が入りすぎて顔が般若みたいになってしまう」と悩みを相談。するとRIEHATAは、「良いと思うけどな。そこまでの個性があると人の心を動かすじゃん。それがもしかしたら、グループの中で翼空くんにしかできないものかもしれないから。私はそういうの大好き!」と、笑顔で背中を押した。

 さらに、ボーカル・ラップ・ダンスの基礎レッスンも並行して行われた。中でもダンスの基礎レッスンは候補者全員の必修科目であり、全員が同時にレッスンを受ける。まずは基本のリズムトレーニングから始まり、続いてシンプルな動きをひたすら繰り返す追い込みトレーニングへ。フィジカルと持久力を鍛えるこのトレーニングはかなりキツいようで、候補者たちは汗だくになりながらも必死についていき、2時間にも及ぶレッスンをなんとか耐え抜いた。すでに満身創痍の彼らだが、コーチは「何のために練習しているかもっと想像して。キツい、やらされてるというのが出てきたらもうステージに立つ必要がない」と厳しい言葉を突きつける。このレッスンには、ダンス経験豊富な川口蒼真も「想像をかなり上回るくらいキツくて、ヤバいと思った」と驚いた様子を見せた。

 振り入れのレッスンもスタート。コーチの指導で簡単な振り付けを覚えてから、全員で音楽に合わせて踊る。候補者のダンススキルにはまだ幅があるため、隣同士で踊ると、嫌でもレベルの差が明確になってしまう。そんな環境の中で、多くの候補生から「ダンスが上手い」と評価されているのが、Z FACTIONとCROONERZに所属する夫松健介だ。三次審査で4位にランクインした夫松は、ダイナミックなダンスを始め、ボーカル、ラップ、全てにおいて高い評価を得ているマルチプレイヤー。そのスキルの高さから、多くの候補生が注目しているようだ。このオーディションのダンス部門をリードしていくのは夫松なのか。

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