Tani Yuuki「W/X/Y」、若者の間で人気急上昇中の理由とは? 『CDTVライブ!ライブ!』出演でさらに広がる共感の波
シンガーソングライターのTani Yuukiが、2月21日に放送された『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に出演した。
披露したのは「W/X/Y」。ゆったりとしたグルーヴのリズムに乗った日常感漂うリリックが印象的な一曲だ。そして高校生の頃からアカペラグループ・WHITEBOXのメンバーとして活動している彼ならではの、透き通る中にも芯のある、クセのないストレートな歌声がスタジオに響き渡っていた。SNSでは「涙が止まらない」「ほっこりした」「良い声!」といったコメントが寄せられている。
この「W/X/Y」は現在、各種サブスクリプションサービス上でチャートを席巻している。SpotifyのバイラルチャートやApple Musicのトップソングチャートで上位を記録。LINE MUSICに至っては、年明け頃からソングTOP100チャートや各種ランキングで軒並み上位をマークし続けている。昨年5月に配信限定でリリースされた楽曲にも関わらず、1年近く経ったいま改めてその人気に拍車が掛かっているのだ。
火が付いたのは年末のことである。現在、若者の間で絶大な人気を誇る3人組ダンスグループ・ローカルカンピオーネが、12月にTikTok上でこの曲の振り付け動画を投稿。これにより注目度が一気に上昇し、今ではYouTubeのOfficial Lyric Video再生回数が1000万回を突破(2月22日現在)。まさに今バズっている状態なのだ。
@localcampione 年老いるまでずっと一緒にいたいと思える人に出会って付き合った時、楽しいこともあれば辛いこともあると思う。その時にどれだけその人の心に寄り添えるかが大事なんですよね。あ、申し遅れました。私、恋愛評論家のロドリゲスでげす。@yu___09___111 #wxyチャレンジ #taniyuuki #wxy #ローカルカンピオーネ
Tani Yuukiの楽曲がこうしたバズを巻き起こしたのは初めてのことではない。1stシングル曲「Myra」が2020〜2021年にかけてTikTokで大ヒットを記録している。多くのユーザーにBGMとして使われた「Myra」は、ナオト・インティライミや天月-あまつき-といった有名アーティストらにもカバーされ、特にサビ冒頭の〈Myra〉〈My love〉の部分は彼の代名詞とも言えるフレーズになるまで流行した。