櫻井翔、嵐として“変わらない姿勢”貫く 40回目の誕生日に振り返る、ジャニーズ牽引した1年

櫻井翔
櫻井翔

 嵐が休止に入って早一年。芸能活動を休止している大野智以外の4人のメンバーは、この一年の間にも自分たちに合った方法で後輩を引っ張り、先輩を支え、今まで以上にジャニーズ全体の発展に関わっていたように思う。

 相葉雅紀は『VS嵐』を引き継いだ『VS魂』(共にフジテレビ系)にて、後輩グループから選抜されたメンバーを率いてフレッシュな顔ぶれを世間に馴染ませていった。二宮和也はYouTubeチャンネルを立ち上げ、個性的なメンバーと共に様々なコンテンツを提供。松本潤は、初の試みであった『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』の総合演出を務めるなど、それぞれ違った角度からジャニーズの盛り上げに寄与してきた。

 そんな新しい風を吹き入れた3人に対し、櫻井翔は“変わらない姿勢”を守り続けたと言えるのではないか。それはまるで後輩達の“超えるべき壁”として存在し続けることで、鼓舞する立場を貫いていたように思う。

 嵐が活動休止して迎えた2021年。このまま嵐の名前を聞く機会が激減するのでは、と憂慮した人も多かったはず。しかし、そんな心配に反して嵐の名前が話題に上がる日は多く、安堵したファンも多かったのではないだろうか。

 2021年、嵐のレギュラー番組を引き継いだ櫻井・相葉・二宮の3人の中でも、特にTV露出の多い櫻井は、まさに嵐のメディア担当を務めていたように思う。櫻井の持つ幅広い世代への浸透力と豊かな経験値が、真価を発揮した一年だった。

 『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)、『嵐にしやがれ』の枠を引き継いだ『1億3000万人のSHOWチャンネル』(共に日本テレビ系)ではバラエティでの顔を見せ、代名詞ともなった『news zero』(日本テレビ系)のキャスター業では報道分野もカバー、さらにNHK東京2020オリンピック・パラリンピックではスペシャルナビゲーターを相葉と共に務めた。また、夏には『THE MUSIC DAY』、11月にも『ベストアーティスト2021』(共に日本テレビ系)で総合司会を務めるなど、日テレ系音楽特番に欠かすことのできない存在としても、引き続き活躍した。

 バラエティ・報道・音楽と複数の分野にまたがり、さらにオリンピックも含め、老若男女問わず櫻井の姿を目にした人々は多かったのではないだろうか。そういったずっと続けてきた仕事をしっかりと継続し続けることで、櫻井は嵐の存在を守り続けていたように感じる。

 その上で、さらに新しい挑戦にも繋げているところが、櫻井のさらなる強みである。『news zero』での取材経験を生かした『ニューズウィーク日本版』への寄稿は、ファンのみならず、櫻井を知らないであろう層にまでしっかりと届き、大きな話題となった。おそらく、これがまだ『news zero』着任当時であったなら実現していなかったかもしれないが、約15年、キャスターとして報道に携わってきた下地があってこそ、多くの人々に正しく響いたのだと思う。



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