櫻坂46 守屋麗奈、山﨑天、武元唯衣、増本綺良……シングルでの活躍も期待大、2022年ネクストブレイクメンバーは?

 大晦日恒例の『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出場し、2021年のラストを華麗に締め括った櫻坂46。最新シングルの「流れ弾」を特別に全員で歌唱し、画面全体から圧倒的なパワーを放っていた。年明けには『CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ 2021→2022』(TBS系)にも出演すると、「流れ弾」と「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」というまったく異なる世界観の2曲を披露し、櫻坂46の楽曲の幅広さを世間に知らしめた。

 昨年の櫻坂46をひと言で表すなら成長の年だった。今回のようなパフォーマンス面はもとより、朝の情報番組のレギュラー出演や、地上波のバラエティ出演、ソロで写真集を発売するメンバーも現れ、個人での活躍も目立ち始めた一年だった。2022年はその勢いを引き継ぎ、さらなる飛躍を目指したいところだ。そこで今年より一層の活躍が期待される櫻坂46の“ネクストブレイク”メンバーを、シングル表題曲のセンター未経験者の中からピックアップしてみたい。

守屋麗奈

 まずは2000年生まれ、東京都出身の守屋麗奈だ。2020年に2期生としてグループに加入した守屋は、品のある“ぶりっ子キャラ”で人気急上昇。昨年発売の2ndシングル『BAN』にて初の選抜入りを果たすと、同年8月から12月まで『ラヴィット!』(TBS系)のレギュラー出演の座を獲得。番組内で出題される問題や大喜利に、王道のアイドルらしい可愛い答えでスタジオを和ませ、ギャル曽根や矢田亜希子といった共演者を虜にしていく様子が印象的だった。

 何度かファッション誌にも登場した守屋は、最近では『LARME 2022年冬号(051号)』にて“あざとさ全開”の真冬のデートメイクを披露し、誌面でも存在感を発揮していた。こうした番組出演やファッション誌で積み重ねたものを土台に今年さらなる飛躍が期待される。ひとまず次回の選抜で櫻エイト(1列目〜2列目)入りを狙いたい。

山﨑天

 すでに注目を浴びていながらも、意外とまだ表題曲のセンターを務めていないのが2005年生まれ、大阪府出身の山﨑天である。昨年人気ファッション誌『ViVi』の専属モデルに坂道グループから初めて抜擢され、さらにそこから5カ月というスピードで連載「新天地」がスタート。最新号の『ViVi 2022年2月号』ではネイルに初挑戦し、普段見せない新鮮な姿を披露。上品なパールとパワフルなレッドの2種類のネイルは、どちらも彼女の隠れた魅力を引き出していた。

 メンバーのほとんどが20代の同グループで、まだ10代の活動期間が長く残されている山﨑。番組で見せる落ち着き、ステージでのオーラ、どんなイメージにも合わせられる柔軟性など、彼女には演者としての天性の素質と伸び代を感じる。特定のイメージに縛られないよう、表題曲のセンター抜擢まで様々な姿に挑戦してほしいところだ。むしろ今年のブレイクは時期尚早かもしれない。

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