SixTONES、応援しがいのあるグループだと実感した2021年 多方面でのシームレスな活動ぶり

 そして、メンバー6人中3人が舞台に出演したのも今年の大きなトピックスの一つ。ジェシーは初単独主演舞台『スタンディングオベーション』に。京本大我が主演を務めた日本初上陸のディズニーミュージカル『ニュージーズ』が1年5カ月の時を経て開幕、多方面から称賛の声が聞かれた。また、田中はSexy Zoneの菊池風磨主演のジャニーズ伝統の舞台『DREAM BOYS』にチャンプ役として出演。同期コンビ“ふまじゅり”の関係性も話題を集めた。

 テレビCMも、ヤクルト「ジョア」、エイブルに続いて、ジェシーと森本が日本ハム「プルドポーク」のCMに出演。また、出光興産のテレビCMソングも1stアルバム収録の「Lifetime」に続いて、2ndアルバム『CITY』から「Everlasting」が起用された。6人の姿はないものの彼らの音楽もまた、実りをみせた。音楽番組での活躍も、毎回のように衣装にこだわりをみせ、ソロでも田中はCreepy Nutsとのコラボレーションを、京本は笹本玲奈と『ウエスト・サイド・ストーリー』「Tonight」を披露。田中はR-指定から「脅威」と言われていたこと、京本は“新ミュージカルプリンス”と紹介されていたのも誇らしい。

 朝の番組から深夜のラジオまで時間帯を問わず、テレビ、ラジオ、CM、雑誌、YouTubeと出演媒体も多岐にわたる。彼らの音楽がそうであるように、シームレスな活躍が鮮やかだった。

 舞台やコンサートを終えた直後に、ラジオの生放送番組に一度も欠くことなく通しで出演し続けている田中をはじめ、メンバーの活躍をブログやラジオで讃える場面もあれば、音楽番組でみせたようにメンバーの状況をカバーする一幕も。それらを目にする度に、個性を生かしたそれぞれの奮闘、6人が築き上げてきたグループの結束力に胸を打たれる。それと同時に、メンバー自ら“最強”だと言い切る仲間に出会い、共に活動できる彼らを羨ましく思う。

 2021年も到底ここには書ききれないほどの出演で、目からも耳からもたくさんの幸せをくれたSixTONES。ここで一息……とはいかないのが彼ららしい。

 12月24日正午より24時間の生放送ラジオ番組『第47回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)への出演に加えて、同日に『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2021』(テレビ朝日系)へ。大晦日には『第72回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出演が控えている。『ジャニーズカウントダウン 2021-2022』を含む年内ギリギリまでの出演情報に加えて、さらには年明けの告知も続いている。

 元日には森本が『ウルトラマンDASH』(日本テレビ系)に出演するほか、2022年1月4日の横浜アリーナ公演を皮切りに全国アリーナツアー『Feel da CITY』がスタート。さらに1月7日にはSixTONES「Rosy」が日本語吹替版主題歌に起用された映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開される。京本が会員向けのブログで音声動画をアップし、作品の見どころ、初見でもこれを予習しておけば楽しめるという過去作品を紹介してくれた。そのおかげもあって、新作映画を待ち遠しく思うと共に、世界的な人気を誇る作品に彼らの楽曲がどう彩りを添えるのか。いくつもの楽しみが待っている。

 あっと驚くお知らせが続いた2021年。次々と新しい景色をみせてくれて、つくづく応援しがいのあるグループだと思った一年だった。2021年に続き、2022年もきっとたくさんの幸せをもたらしてくれるだろう。

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