日向坂46、ユニット活動が広げる無限の可能性 りまちゃんちっくや花ちゃんズ、ごりごりドーナッツら新興勢力も

 『春の大ユニット祭り』では、おひさま(ファンの総称)が見てみたいユニットを募集し、同い年の小坂・金村・濱岸による“2002年組”、1期生の仲良しコンビとしても有名な高本・東村の“あゃめぃちゃん”、佐々木美玲と彼女が娘のように可愛がる河田・濱岸・山口陽世による“みーぱんファミリー”が新曲を披露。このうち2曲がシングルに収録されている。

 また、卒業でメンバーが減ったユニットや欅坂46メンバーが参加していた混合ユニットなども、新メンバーを迎えて復活できるのが日向坂46の強み。もし今回も新ユニット曲披露の可能性があるなら、『東京03とスタア』や『ベストヒット歌謡祭2021』(以上、日本テレビ系)で見事なトークを披露していた、富田・松田・渡邉の“ごりごりドーナッツ”、先輩後輩である齊藤と濱岸の“マブダチコンビ”などにも期待が高まる。また、宮田愛萌と森本茉莉の“MM姉妹”は雑誌でも取り上げられており、宮田の後輩である森本をブラッシュアップするという意味でも見てみたい。そのほか、加藤と高瀬愛奈の“共演NGコンビ”、河田と丹生の“おみそしるコンビ”も今年話題となっただけに、ユニット曲が与えられても不思議ではない。

 日向坂46は全員がキャラ立ちしているグループなだけに、様々な組み合わせで魅力的なユニットが数多く誕生する。それができるのも、メンバーの発信力の強さ、そしてファンの思いを汲んで実現化する運営側のフットワークの軽さがあるからこそだ。それだけに通常のライブでは披露しきれない人気曲が多く存在し、結果としてユニットに特化したイベントを成立できるのも、今の日向坂46の人気を証明していると言えるだろう。

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