南條愛乃が冬に聴きたくなる思い出ソングは? 槇原敬之、SPEED、μ’s、THE PRIMALSなどプレイリストインタビュー

南條愛乃、冬に聴きたくなる思い出ソング

 南條愛乃が、12月22日にアルバム『A Tiny Winter Story』をリリースする。同作は、南條にとって初めて“冬”をテーマにしたコンセプトアルバム。南條愛乃本人が作詞を手がけた「A Tiny Winter Story」「My Heart My Hope」をはじめ、2021年6月に発売されたエッセイ本『逝ってしまった君へ』に感銘を受けた南條自身の希望により実現したというあさのますみ(浅野真澄)作詞曲「余韻」など9曲の新曲が収録される。

 リアルサウンドでは、同作のコンセプト“冬”にちなみ、南條愛乃セレクトによる冬のプレイリストを作成。楽曲の選曲理由や冬にまつわる思い出のエピソードを語ってもらった。(編集部)

南條愛乃 冬に聴きたくなる思い出ソング

冬は1年を通して、かなり好きな季節

ーー南條さんは“冬”という季節にどんなイメージを持ってますか。

南條愛乃(以下、南條):1年を通して、かなり好きな季節ですね。今日も仕事に行く途中に思ったんですけど、寒くて空気が澄んでいるんだけど、お日様が出ていて、屋内にいたらあったかくて。寒いなっていう空気の中であったかいものを飲んだり、あったかい場所に入ったりするのも好きだし、クリスマスがあるので街がイルミネーションできれいだったりもする。気候的にも好きですし、冬服も好きだったりするので、好きなものが多いですね。秋も好きだけど、冬も好きなので、秋冬にかけてテンションが上がるかもしれないです。

ーーでも、南條さんは7月12日の夏生まれですよね。

南條:ふふふ。夏はワーストワンですね。なぜなら暑いから!

ーー(笑)。

南條:暑さはもう、しのげないじゃないですか。ずっと家の中にいられたらいいですけど、外に出た途端に「命が危ない」っていう気持ちになるし。毎年、もう今年の夏は越せないかもしれない……って思うくらい、暑さも年々激しくなってる気がするし。夏生まれですけど、夏は苦手ですね。

ーーでは、今回のプレイリスト企画に対する感想を聞かせてください。

南條:改めて、振り返ってみると、“冬に聴きたい曲”を意識しながら聴いたことはなかったかもなと思いました。でも、学生時代に歌ってた曲などを思い出すきっかけにもなったので面白いなと思いましたね。

冬が来ると絶対に聴いてしまう楽曲……「もう恋なんてしない」槇原敬之

ーーここからは1曲ずつ、選曲理由や楽曲の思い出などを聞かせてください。

南條:冬が来ると“絶対に”聴いてしまうかというと、嘘なんですけど(笑)。実は最近、人の声入りの曲を聴いてないんですよね。この曲は歌詞にも別に冬っぽいことは書いてないんですけど、ウィンターソングセレクションには入っている曲だなという印象があって。

ーー「冬がはじまるよ」の方ではないんですね。

南條:なんでだろう。この曲をちゃんと認識したのが冬だったのかもしれないですね。空気感が冬っぽいのかな。夏よりは冬に聴きたい曲であって。あと、私は昔から失恋ソングが好きなんですよね。

ーーどうしてですか?

南條:わからないんですよ。失恋の意味もわからない、小学校低学年の頃から失恋ソングが好きで。これも、もれなく失恋ソングなんですけど……この曲は移動中に何気なく聴いてた時に、ハッとしたんですよね。特に〈君あての郵便〉というところかな。年賀状のせいもあるかもしれないけど、私にとっては、“ポスト”も冬に紐づいていて。だから、冬になると、この曲をなんだか聴きたくなるんですよね。基本、暗い曲が好きなので(笑)、このじんわりと物悲しい感じと相まって、冬に聴きたくなる曲だなと思いました。

冬の夜に聴きたくなる楽曲……「僕たちが恋をする理由」 坂本真綾

南條:最初に聴いたのは2010年くらいかな。バースデーライブで一回だけ歌わせてもらった記憶がありますね。〈オリオン〉や〈風が冷たくなる〉とか、冬っぽいワードがたくさん出てくるし、冬の冷たい空気感と真綾さんの澄んだ声がリンクしているように感じて。当時は電車移動が多かったから、電車に揺られながら、iPodで真綾さんの声に浸っていました。静かな冬に聴きたくなる曲です。

「クリスマス」で思いつく冬ソング……「All I Want for Christmas Is You 」マライア・キャリー

南條:中学生の時に、サンタさんにもらったアルバムに入っていたんですよね。中学の英語の授業で、授業の初めにみんなで何かを歌うムーブがあって。そこでクリスマス時期に先生が選んだ曲だったと思うんですけど、ちゃんと聴きたいなと思って、サンタさんにもらった記憶がありますね。でも、友達に貸して返ってこないままですね。大人になってから自分で買い直した気がします。

ーー(笑)。クリスマスの思い出を聞いてもいいですか。

南條:いいですけど、そんなにキャッキャした思い出はないですよ(苦笑)。高校生の時に友達とカラオケに自転車で行って。寒いから近道して帰ろうと思ったら、そのまま迷子になって、しかも、雨が降ってきて余計に寒くなったとか。あとは、クリスマスっぽいことしてないから、映画でも見ようと思って、選んだのがイエス・キリストの映画で、壮絶な拷問シーンがいっぱい出てきたとか。あと、記憶に残ってるのは、最初の事務所で仲良くしてたはるかひとみちゃんとのクリスマスかな。私の“ナンジョルノ”っていうあだ名をつけてくれた子なんですけど、「『モンハン(モンスターハンター)』やろう」って言って。クリスマスの日に、お互いに『モンハン』のソフトを買い、いい雰囲気のイタリアンのお店に入って。そこで、中身は同じなんですけど、『モンハン』のソフトをクリスマスプレゼントとして交換し合いました。

 当時はPSP(プレイステーション・ポータブル)だったから、PSPごとだったかもしれない。好きな色を選んで、プレゼントしてもらうっていう。あとは友達数人で集まってご飯を食べにいったら、隣の席のカップルが誕生日かなんかで、お店のスクリーンに今までの思い出写真と、感謝の言葉が流れて。全然知らないカップルなのに、私がハートフルメッセージに感動する……そんな思い出しかないですね(笑)。

「雪」というキーワードで思いつく冬ソング……「雪の華」中島美嘉

南條:この曲自体は、専門学生時代の時によく聴いていたし、カラオケでも歌っていた思い出がありますね。その後、これもカバーさせてもらったことがあって。今はもう発売してないコンピレーションアルバムに入っているんですけど、当時、CDを手に入れてくれたお客さんはそんなに多くなくて。バースデーライブでも歌ったことがあるかもしれないけど、聴いてくれたことのあるお客さんからは、「音源欲しいです」って言われることが多いですね。

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