『iCON Z』密着第6話、「コーチングZ」にTHE RAMPAGE 山本彰吾が登場 初の4人同時レッスンに挑む
LDH史上最大規模のオーディション『iCON Z ~Dreams For Children~』に独占密着する、『~夢のオーディションバラエティー~ Dreamer Z』(テレビ東京系)第6話が12月5日に放送された。
今週は、オーディション参加者にLDHメンバーがレッスンを行う夢の企画「コーチングZ」に、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーである山本彰吾が登場。地元・岡山のストリートで鍛えた圧巻のダンススキルを持つ山本は、振り付けやフォーメーションを考えているグループのブレーン的な存在である。
そんな山本がコーチを行うのは、TikTokのフォロワーがすでに30万人を超えている4人組ボーイズグループ。彼らは、4人中3人が海外にルーツを持つというワールドワイドな幼馴染同士だが、ダンスに関しては4人中3人が未経験。「コーチングZ」初の4人同時レッスンに挑戦する山本は、彼らを一次審査突破レベルまで導けるのか。
まずは実力チェックのため、即興でフリースタイルパフォーマンスを一人ひとりに披露してもらう。ダンス歴7年の長門健太はそつなくこなし、未経験者のジュリウス・エイキンス、飛田 ハヤート アリ、杉本尚士も自己流ではあるものの、何とかリズムに合わせて身体を動かす。その姿に山本は、「ダンスが初めての人は、まず踊れない。でも“やるしかない!”ってみんなが思ったから動き続けられた。今の気持ちを持ったままオーディションに向かっていってほしい」と語りかけ、未経験から挑戦する彼らの背中を押した。
今回、山本が課題曲に選んだのは、自らが振り付けを担当したTHE RAMPAGEの「CALL OF JUSTICE」。山本のお手本を見て絶句する4人に、まずは一つひとつ振り付けを丁寧に指導していく。山本は、練習を始めてからすぐに各々の特徴や弱点を見抜き、膝や肩甲骨の使い方などの細かい動きを的確にアドバイス。普段から総勢16名にも及ぶ大人数グループで、複数のパフォーマーに目を配りながらダンス指導を行っている山本だからこそ為せるわざだ。
振り付けを覚えた後は、個人練習の時間へ。山本は「わからないことあったら、YAMASHOくんって言ってくれたらすぐ行くんで」と優しく伝えていたが、いざ個人練習を始めると、ダンス経験者の長門にばかり質問してしまう3人。その様子を見た山本は、「もしこれがオーディションの合宿だったら、めちゃくちゃもったいないことをしてる。周りは全員敵だと思って」と口調こそ優しいものの、厳しい言葉を突きつける。
全員が一通り踊れるようになったところで、4時間にも及ぶ初日のレッスンは終了。このまま順調に進んでいくと思われたが、ここで予想外の事態が発生する。なんと翌日、4人中3人がオーディションを辞退することになったのだ。この事実を知った直後はショックを隠し切れず、言葉が出ない山本だったが、最後には「まだ若いから自分の道が確立していない中でレッスンを受けてくれたと思う。僕のレッスンをきっかけにいろいろ考えた結果だと思うので」と、彼らの選択を受け入れた。
たった1人で続ける選択をしたのは、このオーディションのために学校を辞めたという二十歳の杉本。「中途半端が一番ダサい。やるからには全力でやって全力で受けたい。もしパフォーマーになれたら未経験でもここまでできることを証明したい」と力強く語る杉本に対し、山本も「揺るがないものがあったからこそ続ける決断を下したと思うので、出来ることを全部やっていこうと思います」と気合いを入れ直す。