BTS V&JIMIN&JUNG KOOKのマンネライン、ライブ後の生配信で見せた人間味溢れる姿
BTSにとって約2年ぶりとなる有観客ライブ『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA』が、11月27日~12月2日(日本時間11月28日~12月3日)にかけて開催された。公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」にアップされたハイライト映像からも、その興奮がひしひしと伝わってくる。
客席から湧き上がる声援を糧に振り絞るように歌うメンバーの姿、ARMY(ファン)が持つアミボム(公式ペンライト)によるダイナミックなウェーブ……と「やはりライブはこうでなくちゃ」と改めて実感することができる眺めだ。そんな本公演の初日を終えた11月27日(日本時間11月28日)に、V LIVEで生配信を行ったVが多くのファンの頬を緩ませた。
JIMINに見せたVの小悪魔な笑顔
まずは「아미 만나서 신난 태형이 왔다!(ARMYに会って上機嫌なテヒョンが来た!)」とタイトルをつけて、ホテルの部屋から1人で配信を始めたV。「今日2年ぶりに観客のみなさんとコンサートをしたんですが、本当に言葉で表現できないくらいよかったです。すごく幸せで。本当に僕が生きているということを、僕がまだコンサートをARMYたちとできるということを、すごくたくさん感じています」と声を弾ませる。
Vはリハーサル中の怪我により、10月24日に行なわれたオンラインコンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE』では着席した状態での出演となった。今も足はリハビリ中のため激しく飛び跳ねないように自制していこうと心に決めていたものの「ARMYを見た途端、本当に止められなかったです。すごく楽しくて幸せで僕も知らないうちに飛び跳ねてました」とステージを楽しんだことを報告した。
そして「1人だと口数が少なくなってしまう」というVを助けるかのようにJIMINが登場。「僕だと思わなかったでしょ?」といたずらっぽく笑うJIMINの登場で、グッとリラックスしたように見えるV。まだメイクを落としていないというJIMINに「V LIVE終わったあと、お風呂入るの面倒になるよ」とニヤリ。すると「誰かに(顔を)洗ってほしい〜」と悶絶するJIMINを見て笑いをこらえきれない。だが、そんなVも「僕は歯を磨いてほしい」と応戦。それだけ日々多忙なスケジュールをこなしているということなのだろう。その合間を縫ってでも、こうしてARMYとのコミュニケーションを取ろうとする姿には敬服せずにはいられない。
JIMINも同じ思いだったようで「素敵ですね。“退勤後”にこうしてファンに会いに来て」と褒められたV。すかさず「これは僕の日常生活です。見習ってください」と得意げに語り、「肝に銘じます」と笑うやりとりも、この2人ならではの距離感だ。さらに「できるかどうかわからないけど、クリスマスに曲を1つ作って出すつもりです。JIMINさんも一緒に出しましょう」と強引なお誘いも。「難しいと思う」と戸惑うJIMINに、どうしても曲作りをさせたいVは、簡単には諦めない様子だった。
Vの架空チャンネル『ボラボラVボラ』が突如スタート
続けてJUNG KOOKも参加して、マンネ(末っ子)ラインが揃うとVの自由っぷりがさらに加速。『호잇(ホイッ)』とタイトルをつけた配信枠では、いきなり「『ボラボラVボラ』のキム・テヒョンと申します。お会いできてうれしいです」と架空の番組をスタートさせる。これにはJIMINも「今何してたんですか? あー、MCみたいなこと? もう1回」とすぐにその設定を飲み込んで対応し、『ボラボラVボラ』のゲストとして再登場。
さらに「サプライズゲストがおひとりいます! こんにちは、スーパースターJUNG KOOKさん」と紹介されたJUNG KOOKも「『ボラボラVボラ』僕も登録してるんです」とノリノリ。JIMINも「僕も登録しました。JUNG KOOKさんが教えてくださって」と合わせてくれるものだから、Vも「光栄です」と、まるで本当のことのようにニッコリと受け答えするから面白い。
そのままVは、先ほどのクリスマスに曲を出す流れをJUNG KOOKにも振っていくことに。この話がどこまでこの即興コントなのかと探りながらも、「え、なんで知ってるんですか?」とVの振りに乗るJUNG KOOK。しかし、Vは「この配信は言ったら守らないと!」と本気だ。加えて再度JIMINに「今年が終わる前に出す、と」と無茶振り。JIMINもついに観念した様子で「それは一度挑戦してみます。無理かもしれないけど、挑戦は美しいものなので」と約束。かなり強引な方法ではあったものの、最終的には3人で曲作りを頑張るというVの思惑通りになった。
どうやらVは、このマンネラインでいると小悪魔モードが作動しやすいようだ。以前JUNG KOOKがダイエットをしていたときには、箸を手に取らせ食べさせようとしたのだとか。アメリカに来て毎日一緒に運動しているというJIMINとJUNG KOOKは、「運動を始めないとな」と3000万回ほど思っているけど、なかなか始められていないと話すVに、いつもの仕返しだと言わんばかりに、翌日の食事で同じようにご飯を食べたくなるように仕向けようと誓い合うのだった。