A.B.C-Z 河合郁人＆フットボールアワー 後藤輝基、ダブルMCのバラエティ特番2週連続放送

　A.B.C-Z 河合郁人が、フットボールアワーの後藤輝基とダブルMCを務めるytv全国ネット特番『たとえるバラエティ　クイズ！鼻からスイカ』が12月16日、23日に2週連続で放送される。

　本番組は、今年6月の放送で好評を博した世の中に数多ある“たとえ”をクイズ形式で学ぶ知的好奇心探求番組。個性派ゲストたちが様々な“たとえ”にまつわるクイズに大喜利感覚で挑む内容となっている。

　16日放送回のスタジオゲストはMC後藤の“たとえツッコミ”を最も近くで見てきた相方の岩尾望、梅沢富美男、土屋アンナ、すゑひろがりず、そしてNMB48 渋谷凪咲。今回から番組中ですばらしいたとえが出たときには、スタジオに設営された鼻を模した巨大なモニュメントから、スイカが出てくるという謎システムも導入された。

　最初のコーナーは、『たとえるリサーチ 生みの親はアノ人』。「ウザい」、「目が点」、「ガヤ」といった今では当たり前に使われている表現を初めて広めた有名人を答える。さらに、スタジオでは「グレる」「サボる」「シカト」「バカ」「ビビる」の5つの言葉の生まれた順をみんなで考える。「シカトは花札から来てるんだよ」とドヤ顔で知識を披露する梅沢富美男だったが、彼の選択が裏目出てスタジオは大紛糾する。

　続いては『たとえるドラマ たとえ太郎の一生』。“出産は鼻からスイカを出すような痛み”など、プロポーズや出産・育児といった人生の節目に使われるたとえを、ある夫婦の一生を辿るドラマ仕立てで紹介。原田龍二・愛夫妻が熱演を見せる。劇中ではリアル夫妻のキスを披露するほか、4WD不倫の件もしっかりいじられ、「もう不倫で飯食ってるやん」と後藤も二人のたくましさに舌を巻く。

　3つ目のコーナーは『たとえる初体験！芸能人の人生初たとえ』。浜口京子がいまだ人生で体験したことのないものに挑戦。その感想をいったいどうたとえたのか、スタジオで予想する企画。今回初体験するのは「蒙古タンメン中本の北極ラーメン」「ロデオ」「ラジオパーソナリティ」の3つ。激辛で知られる「北極ラーメン」を初体験ながら「美味しい！」と平らげた浜口。その味をどう表現するのか。さらに人生初ラジオパーソナリティでは大暴走。「明日があるさ」を熱唱、お約束の「気合いだ」の連呼など、ありえない番組展開に、岩尾も「これホンマに放送されたん？」と心配顔。果たして初パーソナリティの感想は。

　ほか、『たとえる業界用語 この隠語何のこと？』では空気階段によるタクシーコントを下敷きに、意外な『タクシー業界の隠語』を紹介していく。

　23日放送回のスタジオゲストは岩尾望、高島礼子、ケンドーコバヤシ、DAIGO、丸山礼。「なんで出てくれたんですか！」と高島礼子の珍しいバラエティ出演に驚く後藤。DAIGOは番組冒頭から“DAI語”を披露。「きょうは……TT。たとえ たい」と意気込む。

　最初のコーナーは、『たとえるアカデミー 世界のたとえ』。世界でのたとえ表現を考えるクイズ。今回は「欧米人が考えたジョーク」が取り上げられ、「妻の浮気を目撃したときに日本人の夫が取る行動」が問題になる。アメリカ人は「拳銃で脅す」フランス人は「一緒に楽しむ」というのだが、果たして日本人はどう行動すると思われているのかを予想する。場が荒れる中、高島の「泣く」「説教する」といった素朴な答えに思わず河合も「癒されますね」とほっこり。

　続いては2週連続企画となる『たとえるドラマ たとえ太郎の一生』。プロポーズや出産、果ては不倫、人生の節目や修羅場に使われるたとえを、ある夫婦の一生を辿るドラマ仕立てで紹介。原田龍二・愛夫妻が熱演を見せる。後編となる今回は、妻（愛）が待望の出産。そして物語が進み、天寿を全うした太郎は最後に「人生とは…○○」と人生をたとえるが、原田龍二本人が考えたというオリジナルたとえに後藤は「しっくりこん！」とダメ出しする。

　さらに、『たとえるミュージック　ベストヒットっぽい歌謡祭』。Mr.childrenやサザンオールスターズの曲タイトルを組み合わせ、“それっぽい”歌を作るという実験的企画。「君が好き」「くるみ」「シーソーゲーム」など、名曲のタイトルを繋ぎ合わせて作った曲をスタジオで披露する。楽曲を歌うのはMr.シャチホコ。そのあまりの完成度にスタジオは騒然。丸山は「モノマネ芸人仲間として本気で感動」、河合も「これ、ジャニーズの曲のタイトルで僕もやってみたい！」と意欲を見せる。

16日放送回出演者コメント

後藤：毎回楽しくやらせてもらってますし、毎回ちょっとずつ形を変えながら、新しいことをやっているなと思っています。（実際に鼻からスイカが落ちてくる新システムは）多少トークの邪魔でしたけど（笑）　

河合：今回も楽しかったです。やはり“たとえ師匠”の後藤さんのたとえが要所要所で決まってて……
収録が始まって30秒くらいでもうすごいたとえが出てましたから。

梅沢：楽しい。週7で出てもいい。

後藤：『ミヤネ屋』よりやらなあかんの！？

土屋：言葉を古い順から並べるのが面白かった。普段使ってる言葉が実はこういうきっかけで出来たというのが知れたし、勉強になるところもよかったです。

渋谷：勉強ができなくても自分の頭で考えて楽しめる、新しいバラエティ番組だと思います。

後藤：編成か。

すゑひろがりず 南條：VTRが豪華やと思いました。原田龍二さんも浜口京子さんもそうですし、最後にキングオブコントの王者（空気階段）が出てて……

すゑひろがりず 三島：僕ら普段、和風変換をやらせてもらってるんですが、“たとえ”とはあんまり関係なかったな、と……（笑）

岩尾：言葉の語源とか、ためになる要素がちょっと増えたというか。前は全然なかったから……レギュラー化というかより上の時間を狙ってるという感じが見受けられましたね。

後藤：言うなそういうこと！

23日放送回出演者コメント

後藤：個性豊かなメンバーで、前週とは全然違う内容でしたね。シャチホコが出てくるんですけど、すごいテクニックをみせてもらいましたねえ。

河合：これで4回目なんですけど、VTRのお金のかけ方が変わってきた（笑）再現VTRにもすごく力が入っていて、このままレギュラー化を目指したいですね。

後藤：前は銀シャリの“たとえロケ”とかやったもんな。

岩尾：読売テレビの社内で済ませてたもん。

高島：ホントに笑いました。楽しませてもらいました、素で。たとえるってことは普段あまりしないので、これからそういう目でちょっといろいろなものを見ていきたいと思うくらい楽しかったです。

丸山：いろんな新しいことが知れましたし、なによりシャチホコさんのパワープレイが凄かったです。

ケンドーコバヤシ：たとえって素敵やなと。夏目漱石が「アイラブユー」を「月が綺麗ですね」と訳した、有名な話があるじゃないですか。僕の座り位置から、常に岩尾の頭頂部が見えるんですが、それを眺めながらそんなことを思ってました。

DAIGO：いま収録が終わって思ってることは……「MT」ですね。「もっと　たとえたい」。

岩尾：“たとえ”っていう一個のジャンルから広がって、盛り沢山でした。（シャチホコがミスチル・サザンのものまねをしていたが）二人で歌ってる「奇跡の地球」を、半分桜井さん、半分桑田さんの恰好で、一人でやるっていうのを「MT」です。「見たい」。

後藤：スッと言え！

■番組情報
ytv全国ネット特番『たとえるバラエティ　クイズ！鼻からスイカ』
12月16日（木）・23日（木）よる11時59分
2週連続放送
＜番組MC＞
後藤輝基（フットボールアワー）　
河合郁人（A.B.C-Z）

＜＃3（16日放送ぶん）出演者＞
・クイズ回答者
岩尾望（フットボールアワー）
梅沢富美男
土屋アンナ　
すゑひろがりず　
渋谷凪咲（NMB48）
・VTR出演
原田龍二・原田愛（たとえるドラマ・たとえ太郎の一生）
浜口京子（たとえる初体験！芸能人の人生初たとえ）
空気階段（たとえる業界用語　この隠語何のこと？）

＜＃4（23日放送ぶん）＞
・クイズ回答者
岩尾望（フットボールアワー）
高島礼子
ケンドーコバヤシ　
DAIGO
丸山礼
・VTR出演
原田龍二・原田愛（たとえるドラマ・たとえ太郎の一生）
・ST企画出演
Mr.シャチホコ（たとえるミュージック・ベストヒットっぽい歌謡祭）

＜番組Twitterで出演者の特別動画を配信＆第２回放送の見逃し配信も実施＞
・『鼻からスイカ』の番組公式Twitter（@hanasuiytv）では、12月7日から連日、地上波では流れない出演者たちによるスペシャルな動画を配信
・本日からytv MyDo!・TVer・GYAO！の各番組配信サイトで第2回放送を配信中