草なぎ剛の自由奔放っぷりが爆発! 稲垣吾郎、香取慎吾、EXITらも翻弄した11月の『ななにー』

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』(ABEMA、以下『ななにー』)#44が、11月7日にオンエアされた。今回の放送はレギュラー陣から「今日は本当に草なぎさんの日だ!」と声が上がったように、草なぎの自由奔放っぷりが大いに場を盛り上げた。

 大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合)の徳川慶喜役を演じきった解放感からか、オープニングからテンションが高めだった、この日の草なぎ。稲垣のソロコーナーとも言える『インテリゴロウ』に代わり、今回は草なぎの持ち込み企画『くさなぎパーク』がスタートするということで、「ゴロさんファン、すみま千円!」「つよっちゃま回ですね、今日は!」と絶好調。

 早速草なぎがCMキャラクターを務める『メルカリ』とのコラボコーナーがスタートすると、意気揚々と仕切っていく。もともとビンテージものが好きな草なぎは、所有するデニムもバイクもギターもみんなUSEDアイテムであることを語り、「生まれながらにメルカリに愛された男」とイキイキとトークするのだった。

 だが、CMでも披露しているオリジナルソング「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」を歌う場面になると、少し緊張した面持ちを見せ始める。メロディと歌詞のタイミングが難しそうなこの曲。歌い始めたもののその調子を掴み切ることができず、「もう1回やります!」と仕切り直す、まさかの展開に!

 「みんなレスポンスしてくれないから!」とレギュラー陣に対して合いの手を求めつつ、自らを奮い立たせていざリベンジ。“頑張れ!”という気持ちで見つめているからだろうか、普通に聞くよりも一層この曲が頭の中に残り、まるで一緒に歌っているような気分になってしまう一幕となった。

 「メルカリさん、ごめんなさいー」と明るく謝るものの、その後のコーナーでもしばらく反省モードが続いた草なぎ。続くEXITとのホンネトークでもテンションが上がりきらない。見かねた香取がツッコミを入れると「練習したのにな」としょんぼり。だが、そのうまくいかないことが、この世界で活躍し続けられた秘訣という話につながっていくのは、さすがの一言だ。

 「うまくできないけど諦めない。うまくできたら、“(もう)いいな”って思っちゃう。常に悔しいと思ってる。だって俺いま泣きそうだもん。失敗するから続けてるって自分もいるんだよね。挑戦とチャレンジだね」と、悔しさをバネにできる強さを見せた草なぎ。その言葉に香取も「結構、失敗だよね、僕らは」と同意。どんなに失敗してもトライし続ける姿をNAKAMAが応援してきてくれたという歴史が、自分たちの歩みでもあるのだと熱く語る。

 そんな2人の話にじっと耳を傾けていた稲垣は、自分の中にも2人に通じる熱い部分はあるが、長年SMAPの中間管理職としてバランサーの役割を果たしてきたためか、物事を俯瞰して見るところがある、と自己分析。だからこそ「草なぎくんが落ち込んでるのもわかってたし、それを香取くんが言い出すっていうのもわかってた」と笑う。

関連記事