なにわ男子メンバー分析第3回:道枝駿佑 先輩をも魅了する無垢さとグループでのマイペースな一面

 11月12日、いよいよCDデビューを迎えるなにわ男子。改めて、7人それぞれの魅力、これまでの活躍についてまとめてみたい。第3回は道枝駿佑。

放っておけない無垢さで先輩ジャニーズも魅了

 2014年、12歳でジャニーズ事務所に入所。母親の影響で、自身もジャニーズが好きだったという。幼かった少年はすくすくと成長し、現在約180cmとなにわ男子で一番の長身に。モデルとしても活動の幅を広げている。

 前回紹介した大西流星も、その愛らしさで関西ジャニーズJr.の先輩たちをとりこにしていたが、道枝も同じく「みっちー」の愛称で皆からかわいがられてきた。“放っておけない”無垢な魅力は、成長した現在も変わらない。

 道枝自身、なにわ男子の“あるある”について「俺がすべった時みんな必死でフォローしてくれる」と挙げ、全員が同意するなど、いつまでもメンバーにとってはかわいい末っ子の1人だ(道枝のほうが誕生日は早いものの、最年少メンバー・長尾謙杜とは同学年)。なにわ男子で一番の甘えん坊だというエピソードも、メンバーからたびたび明かされている。

なにわ男子 【みんなのクセを暴露】あるあるを語る!

 演技の仕事でも注目を集めてきた道枝。役者デビュー作である2017年『母になる』(日本テレビ系)では、まだ幼く儚い少年の面影があったが、同年7月に出演した『ぼくらの勇気 未満都市 2017』(日本テレビ系)では少し大人びた表情をのぞかせ、やや冷めた中学生役を演じた(のちに熱のある、重要な役どころとなるのだが)。その後も、道枝自身の成長を作品に刻み込むように、コンスタントに話題作へと出演している。

 役者として、世代の異なる先輩とも数多く共演してきた。木村拓哉、井ノ原快彦、KinKi Kids、相葉雅紀、松本潤、長瀬智也……ざっと挙げただけでもこの顔ぶれだ。これほど多くの先輩と共演経験のある10代のジャニーズは、おそらく道枝だけだろう。一方、今春には舞台『Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-』にて、初めての単独主演に挑戦し、ロミオ役を好演した。その評価を含め、役者としての大きなステップアップとなったことは間違いない。

 そして、現在放送中のドラマ『消えた初恋』(テレビ朝日系)にて、Snow Man・目黒蓮とW主演を務めている。ピュアな世界感とコミカルな芝居は初回から大きな反響を呼び、早くも今秋の話題をさらった。等身大の高校生役ながら、道枝の持つ透明感がピタリと役にハマり、緩急のついたセリフ回しやバリエーション豊かな表情の演技には、これまで培ってきた役者経験がしっかりと活きている。

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