『Girls Planet 999』ソンミ&ティファニー……オーディション番組の盛り上がりに欠かせない講師陣たち

 Mnet、ABEMAで放送されているサバイバル番組『Girls Planet 999 : 少女祭典』。日本、韓国、中国の練習生たちによるデビューをかけたオーディションは日々世界中からの関心を集め続けている。このようなオーディション番組はこれまでも、アジア圏を中心に様々な番組が放送されてきたが、講師役としてアーティストが起用されることが度々ある。番組内で練習生を指導する立場となる現役のアーティストの、普段のパフォーマンスとは異なる姿が見えるため、視聴者にとっては新鮮だ。『Girls Planet 999』を中心に、番組を盛り上げる講師たちの注目ポイントをおさらいしていく。

 『Girls Planet 999』のメンター陣の中でも目立つのは元Wonder Girls・ソンミと少女時代・ティファニーだろう。2人ともガールズグループのメンバーとしての経験が豊富なのは言うまでもない。ソンミは、新曲「Go or Stop?」のリリースやオンラインコンサートの開催など、ソロとしても精力的なアーティスト活動を行なっている。そんな2人がメンターとしてキャスティングされた理由には、同番組の“グローバル”という特徴が関わっているように思う。言語や文化の異なる練習生も参加する環境下で協力しあったり、自らをアピールする過程では、パフォーマンススキルの向上はもちろん、共に頑張る仲間への思いやりが一層重要になってくる。K-POPシーンを代表するグループの一員であった2人がメンターであることで、チームワークやメンバー同士の関係性についても目が行き届いているのではないだろうか。

 2人が練習生を叱咤激励する場面も少なくないが、本番のステージを見ている際には視聴者同様の興奮したリアクションを発したり、練習生への愛が溢れる場面もあった。ティファニーは練習生のステージを見て、「パフォーマンスで大事なのは、ダンスを見て私も踊りたいと思わせること」と発言。パフォーマンスを大いに褒めたこの場面では、彼女のアーティストとしての心構えについての反響もあった。また、ソンミは自身のInstagramのストーリーで『Girls Planet 999』に関連する音源を自身の想いとともに投稿するなどしていた。今後も番組内外で練習生への愛を感じる瞬間や、メンターだからこそ垣間見える一面があるかもしれない。

 11月にデビューを控えているINIもサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN  SEASON 2』を通じて結成された。同番組には一般公募者から選ばれた練習生が参加しており、歌・ダンス共に未経験というメンバーも少なくなかった。そんな中、指導を担当したのは、仲宗根梨乃をはじめとする業界の実力者たち。番組内での指導スタイルは各トレーナーによって個性が出ていたように思う。筆者が特に印象に残ったのは、仲宗根が自ら振り付けしたSHINee「Your Number」を指導する場面だ。楽曲のテーマに沿って電話番号を渡すジェスチャーをする、といういわばパフォーマンス力以上に表現力を重視したものだった。全体的に和気藹々としていたこの練習を通じ、デビューメンバーに選出された松田迅が知名度を上げるきっかけにもなった。また、仲宗根は練習生たちのステージを立ち上がって見守ったり、積極的に応援するなどのハイテンションっぷりでも話題になった。



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