Aile The Shota、RAN、REIKO、RUI……BE:FIRSTとは違う道を歩み始めた4人 それぞれのポテンシャルを考察

 BE:FIRSTメンバー決定から2カ月弱。プレデビュー曲「Shining One」も注目を集め、9月に行われた『SUPERSONIC 2021』ではオープニングアクトを務めるなど、デビュー前ながら今後の活動に期待が集まるばかりだ。

 そんななか、BE:FIRSTメンバーを選出するオーディション『THE FIRST』で最終審査まで残ったショウタ(Aile The Shota/渡邊翔太)、ラン(RAN/古家蘭)、レイコ(REIKO/カドサワンレイコ)はSKY-HIが代表を務めるマネジメント会社・BMSGに加入。新たな道を進み始めている。

アーティストとして羽ばたくショウタ

 音楽的才能に溢れ、オーディション中も周りを支え、時にはひっぱり、ほかのメンバーの精神的支柱にもなっていたショウタ。

 最終審査でSKY-HIがショウタについて「音楽がないと生きられない、音楽と共存しているタイプ」と言っていたが、観ていても音楽を愛し、音楽を奏でることが好きであるのがわかった。

 そんな彼はBMSGとアーティストとして契約し、“Aile The Shota”としてSKY-HIのライブハウスツアーに参加。その模様が『スッキリ』(日本テレビ系)でもオンエアされたが、そのときの楽しそうな様子からは今の充実具合が窺えた。

 アーティスト名にもこだわりがある。最初、SKY-HIから「人が集う営みの中心、川のような存在」という意味のギリシャ神話に出てくる「Lethe」という川を示す言葉を提案されたところから、愛、家族、翼の意味を持つフランス語「Aile」をプラスしてつけられたものだという。SKY-HIがショウタをどのようにとらえているか、そしてショウタがBMSGをどのように思っているのかがわかるアーティスト名と言えるかもしれない。

 デビューなどについてはまだ明かされていないが、10月27日発売のSKY-HIのオリジナルアルバム『八面六臂』に参加する。

初舞台にして初主演 可能性は未知数のラン

 今後の活動でランのメンタル面を気にかけていたSKY-HI。年齢が若いこともあり、基礎的な技術からもう一度見直して、世の中に出る準備を一緒にしよう、と最終審査時に伝えられていた。BMSGとは育成生としての契約になっている。

 そんなランは9月29日に新国立劇場新劇場で初日を迎えた『絶対青春合唱コメディ「SING!!!」〜空の青と海の青と僕らの学校〜』で主演を務めている。この舞台が俳優デビューで、初舞台でありながら、初主演として舞台を引っ張る。多数の舞台経験がある俳優たちの中で堂々とした演技を見せ、ファンを喜ばせている。

 オーディションで大きな注目を集めているなかでの主演舞台。やり直しがきかない舞台でのバフォーマンスを何公演も行うというのは、これまでとは違う経験値となるはず。それが自信に繋がり、ランの輝きを増すことになりそうだ。

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