木村拓哉、後輩ジャニーズの前で見せたサービス精神 TOKIO、KinKi Kids、櫻井翔らとの共演を振り返る
木村拓哉が主演を務める映画『マスカレード・ナイト』が、9月17日より全国公開となった。木村は同作のプロモーション期間にジャニーズの後輩がMCを務める番組へ数多く出演し、そのトークや対応が話題となっていた。番組内では同じ事務所の先輩後輩だからこそ飛び出すエピソードや木村のリラックスした表情が垣間見えたこともあり、どの番組も双方のファンにとって見どころ満載の内容となった。今回は、ジャニーズの後輩たちと共演した木村が、各番組内で見せたトークや表情を振り返りたい。
KAT-TUN 中丸雄一の前にサプライズで登場
9月7日に放送された、KAT-TUNの中丸雄一がバカリズム、カズレーザー(メイプル超合金)と共にMCを務める『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)の2時間スペシャルに、サプライズゲストとして木村が登場した。出演を知らされていなかった中丸は、木村の登場に驚きのあまり一瞬固まり、思わず「頭皮の毛穴って開くんですね」と一言。この日がほぼ初めての“ガチ絡み”だという2人だったが、中丸がジャニーズJr.時代にSMAPのコンサートに見学へ行った際、木村が手を掴んでステージに上げてくれた思い出や、幼稚園の頃に沖縄にて偶然SMAPのイベントに遭遇していたことも明かした。
番組では木村のInstagramで話題となった“木村拓哉の超リアル飯”5品を木村と共に調理。こだわりの食材や調味料などを紹介しながら手際よく料理していく木村であるが、実は料理をするきっかけはレギュラー出演していたSMAPの番組内でのコーナーだったそう。当初はオーダーのカレーライスを作る収録に4時間もかかったという、現在の料理上手のイメージからは想像もつかない仰天エピソードも披露した。さらに、鍋を作った際には「シメが欲しい」という声に応え、手際よくシメのラーメンを振舞うなど、まさに“神対応”なサービス精神を発揮。他のレシピも知りたいと次回の出演を希望する中丸らに「じゃあミートソースを」と快諾し、スタジオを沸かせていた。
TOKIOとは同世代ならではの等身大トークを展開
9月15日の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)には、TOKIOメンバーの“友達ゲスト”として木村が登場。番組内で木村へあだ名をつけるにあたり、国分太一が「キム兄」と命名し、和やかにスタート。TOKIOの3人と木村はほぼ同世代ということもあり、木村もリラックスした表情で番組は進行していく。途中、子育てに関する質問では、国分から「(子どもの)髪の毛を乾かすことはありますか?」と聞かれた木村は「ありますよ」と即答。「あの時(自分で髪を乾かせない時期)が一番可愛くない?」とコメント。「こっちは乾かしてるんだけど、全然違うことをしてる」と子育て時代を振り返ったが、ファンたちはその際の木村が髪を乾かす仕草に注目。SNSでは、「『ビューティフルライフ』(木村と常盤貴子主演の連続ドラマ。同作で木村は美容師の役を演じた)を思い出した」などと懐かしむ声が溢れた。また、度々亀梨和也(KAT-TUN)から語られている“街中で遭遇した思い出”に言及し、亀梨をはじめ長瀬智也など自宅に招いたことのある後輩の名前が飛び出すなど、ファンにとってはたまらない回となった。
さらに、放送後に国分は自身のTwitterを更新し、「キム兄に頂いたサングラス」を写真付きで紹介。木村とTOKIOの深い関係性を伝えた。
KinKi Kidsと直属の先輩後輩ならではの空気感に胸熱
9月11日放送の『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)では、放送300回記念として木村がゲストで登場。「ビックリ!」(堂本光一)、「こんな日がきた!」(堂本剛)と大興奮で木村を迎える。番組では、“木村がやりたいこと”に加え“これまで番組でやってきた企画から、2人が木村と一緒にやりたいこと”にもチャレンジした。
堂本剛は囲碁とゲートボールが融合したスポーツ、囲碁ボールをチョイスすると、堂本光一と2人で木村と対決。過去、経験があるKinKi Kidsが有利となることが予想されたものの、実際に先制のチャンスを得たのは木村。ビギナーのはずの木村からアドバイスを受けることになった2人に「なんで俺がアドバイスしているの?」と、木村からツッコミを入れられる場面も。さらに番組をいつも見ているという木村から2人に「収録中の座り方に気をつけろ!」とダメ出し。いつもは貫禄たっぷりのKinKi Kidsが、木村の前ではすっかり“後輩”となってしまう貴重な姿が見られた。SMAP直属の後輩であるKinKi Kidsならではの空気感に、感慨深い想いで胸を熱くしたファンの人も多かったように思う。