MISIA「君が代」、ゲームテーマ曲の選手入場、ジョン・レジェンドら「イマジン」……東京五輪開会式を彩った音楽演出

 7月23日20時、東京・国立競技場にて『東京オリンピック開会式』が行われた。3時間半に渡る祭典を音楽による演出が随所で彩った。

 オープニングと開幕までのカウントダウンを描くパートの約5分間の音楽は、音楽監督を務める音楽プロデューサー/DJの田中知之が制作したことが明かされた。国歌「君が代」を独唱したのは、MISIA。レインボーカラーのフリルが印象的なドレスで登場し、優しくも力強い歌声を響かせた。

 ダンサーとしても活躍する俳優・森山未來による祈りを表現するようなダンスなどを交えたセクションの後、大きな話題を呼んだのは選手入場だ。日本が世界に誇るカルチャーの一つ、ゲームのテーマ曲の数々をオーケストラが演奏する中、漫画の吹き出しをモチーフにしたプラカードに書かれた国の選手たちが入場するというもの。ドラゴンクエスト(「序曲:ロトのテーマ」)、ファイナルファンタジー(「勝利のファンファーレ」)、モンスターハンター(「英雄の証」「旅立ちの風」)、クロノ・トリガー(「カエルのテーマ」「ロボのテーマ」)、キングダムハーツ(「Olympus Coliseum」「Hero’s Fanfare」)、NieR(「イニシエノウタ」)など国内外で人気を博す作品のテーマ曲が選曲され、リアルタイムで作者らが驚きと喜びのコメントをSNSに投稿する様子も見られた。

 中盤には、ジョン・レノンとオノ・ヨーコによる楽曲「Imagine(イマジン)」を五大陸の著名な歌手が合唱でつなぐという演出も。杉並児童合唱団がアジア代表として会場で歌った後、アンジェリーク・キジョー(アフリカ)、アレハンドロ・サンス(ヨーロッパ)、ジョン・レジェンド(アメリカ)、キース・アーバン(オセアニア)が歌声を披露する映像が流れた。

 終盤にはオリンピック旗が掲揚され、紙飛行機のような鳩が空中を舞った。その際に流れたのは、スコットランドのシンガー、スーザン・ボイルが歌う「Wings to Fly(翼をください)」。原曲はフォークグループ・赤い鳥が歌い、合唱のスタンダードナンバーとしても親しまれる一曲だ。さらに、歌舞伎俳優・市川海老蔵とジャズピアニスト・上原ひろみによる情熱的でスリリングなコラボレーションも見どころの一つとなった。

 その他にも会場上空に1800台のドローンが舞い東京オリンピックのエンブレムから地球を描いた演出や、大坂なおみによる聖火最終点火などもハイライトとなった。閉会式は9月5日20時より行われる。

【NHK】東京オリンピック開会式ハイライト | 東京オリンピック
https://www.youtube.com/watch?v=GrOBF27_Vu4



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